2012年1月9日、ドイツの経済紙ハンデルスブラットは、西側(cè)メディアは中國の各地に滅亡的危機(jī)がまん延していると報(bào)じる傾向があるが、中國は想像以上に安定していると主張する記事を掲載した。

【その他の寫真】

金融危機(jī)後の2008年11月、中國がG20で最初に大規(guī)模な経済刺激策を打ち出したことを忘れてはならない。2009年初頭には20萬人以上の農(nóng)民が失業(yè)したが、それでも中國は経済危機(jī)を一番に乗り越え、昨年も不安定な世界情勢の中でほとんど無傷だった。

西側(cè)は連日中國の社會(huì)が不安定だと報(bào)じているが、背後には、自分たちの狀況が悪くなれば、中國が良くなることは許さないという考え方が見え隠れしており、中國の危機(jī)を待ち望んでいる節(jié)がある。

われわれが混迷に陥る中、中國はひっそりと影響力を強(qiáng)めつつある。中國の狀況は実はそれほど「まずく」ない。中國政府は數(shù)々の社會(huì)問題について焦りを見せてはいるが、だからといってこの國が斷崖絶壁に立たされているわけではない。

インドにも危機(jī)が忍び寄り、経済成長率は低下している。歐州と米國は中國の金を欲しがり、オバマ大統(tǒng)領(lǐng)の太平洋戦略発表後、経済にダメージを負(fù)った日本は通貨面での協(xié)力を中國に求めている。

2012年も中國はこれまで通り自國の役割を果たすことだろう。西側(cè)が想像する以上に安定した中國はこれからも國際的権力を拡大し続け、経済的成功は政治的影響力へと姿を変えていくはずだ。（翻訳?編集/岡本悠馬）