2018年3月6日、中國(guó)青年報(bào)は、収賄疑惑などが持たれている韓國(guó)の李明博（イ?ミョンバク）元大統(tǒng)領(lǐng)に対し、検察が出頭を要請(qǐng)したことに関連し、韓國(guó)の歴代大統(tǒng)領(lǐng)が悲慘な末路を迎える「青瓦臺(tái)（大統(tǒng)領(lǐng)府）の悲劇」が「また繰り返されるのか」と伝えている。

韓國(guó)メディアによると、韓國(guó)のソウル中央地検は6日、李元大統(tǒng)領(lǐng)に対し、巨額収賄の容疑者として取り調(diào)べるため、14日に出頭するよう要請(qǐng)した。検察関係者は「実體的な真実を、透明性を確保しながら効率的に究明するためには李元大統(tǒng)領(lǐng)の捜査が欠かせない」と説明したという。

報(bào)道によると、検察は、李氏が大統(tǒng)領(lǐng)在任中に韓國(guó)の情報(bào)機(jī)関?國(guó)家情報(bào)院から多額の秘密資金「特殊活動(dòng)費(fèi)」を受け取ったとされる疑惑や、李氏が設(shè)立に関與したとされる自動(dòng)車部品メーカー「ダース」が投資資金を回収する際、大統(tǒng)領(lǐng)府などの國(guó)家機(jī)関を介入させた疑惑などについても捜査を進(jìn)めていた。これに対し、李氏は容疑を否認(rèn)し、捜査について「政治的報(bào)復(fù)」と反発していた。

中國(guó)青年報(bào)はこうした報(bào)道を伝えた上で、「韓國(guó)の歴代大統(tǒng)領(lǐng)が職を退いた後に『何事もなかった』ケースはまれだ」とし、政治ウォッチャーの間で「青瓦臺(tái)の悲劇」と呼ばれていると指摘。初代大統(tǒng)領(lǐng)の李承晩（イ?スンマン）氏は辭任に追い込まれハワイへ亡命し5年後に客死したこと、続く尹ボ善（ユン?ボソン）氏は就任1年余りでクーデターにより辭任し、樸正煕（パク?チョンヒ）氏は暗殺され、崔圭夏（チェ?ギュハ）氏は軍事クーデターに遭い、全斗煥（チョン?ドファン）氏と盧泰愚（ノ?テウ）氏は収監(jiān)され、就任當(dāng)初は清廉さなどが高く評(píng)価された盧武鉉（ノ?ムヒョン）氏は樸淵次（パク?ヨンチャ）泰光実業(yè)會(huì)長(zhǎng)から政治資金を受け取った疑惑で検察の調(diào)査を受けている最中、飛び降り自殺し、また先ごろは樸槿恵（パク?クネ）前大統(tǒng)領(lǐng)が前任者の轍（てつ）を踏んだことなどを紹介した。（翻訳?編集/柳川）