2018年3月6日、中國メディアの海外網(wǎng)が、「日本人が信號無視をしない理由」と題する記事を掲載した。

記事はまず、「日本人でも信號無視する人はいる。他國を過剰評価すべきではない。しかし、日本での信號無視は小さな道路で自動(dòng)車が來ていない狀況でのみ発生する。もし會(huì)社に間に合わないという時(shí)に、1人が信號無視をすればみんながそれに従う。群集心理は世界共通だ」とした。

その上で、「日本では歩行者が信號無視して自動(dòng)車とぶつかった場合、自動(dòng)車の責(zé)任はゼロだと言われるが、これはあくまでもうわさに過ぎない」と指摘。日本の交通事故での過失割合について紹介した。

記事は「基本的に」と前置きした上で、「自動(dòng)車が青信號の場合、歩行者も青信號の場合は自動(dòng)車の過失割合が100％、歩行者が黃色信號だった場合は70％、歩行者が赤信號の場合は30％」「自動(dòng)車が赤信號の場合、歩行者も赤信號の場合は自動(dòng)車の過失割合が80％、歩行者が黃色信號の場合は90％、歩行者が青信號の場合は100％」などと紹介した。

そして、「多くの場合、自動(dòng)車側(cè)の過失が大きくなるが、歩行者が赤信號で自動(dòng)車が青信號の場合、自動(dòng)車の過失割合が3割になることもある。これは信號無視をする歩行者にとって警告となっており、中國でも広めるに値する」と論じた。

一方、中國の交通事故での過失割合について記事は、「歩行者が橫斷歩道を歩いていて信號無視をしたという証拠がない場合、自動(dòng)車の過失が100％。歩行者が橫斷歩道ではない所で橫斷していた場合は主に自動(dòng)車側(cè)の過失。歩行者が信號無視していた証拠がある場合は主に歩行者側(cè)の過失。橫斷歩道ではない所で歩行者が飛び出したなどの証拠がある場合は歩行者の過失が100％」と紹介した。

記事は「日本も中國も大きな違いはない」とし、「より重要なのは法律をどこまで厳格に適用するか。中國は厳格ではない」「中國の規(guī)定は日本ほど細(xì)かくないため、適用に幅ができてしまう」と問題點(diǎn)を指摘した。

記事は最後に、「法を犯すコストが低く、厳格に適用されないこと、さらに社會(huì)道徳の判定において価値観が単一的であること、結(jié)果だけを重視して過程は重視しない風(fēng)潮などによって、中國の方が日本などの先進(jìn)國より信號無視が多いという結(jié)果に至っている」と分析した。（翻訳?編集/山中）