2018年3月7日、環(huán)球網(wǎng)は、日本メディアの報(bào)道を引用し、奈良でシカにかまれるトラブルが多発しており、被害を受けた観光客の6割が中國(guó)人であると報(bào)じた。これに、中國(guó)のネットユーザーが反応を示している。

記事は「ある調(diào)査で、2017年4月1日から18年2月28日までに観光客がシカにかまれるなどのトラブルが171件発生し、年度単位での最高記録をすでに更新した。被害者の約8割は外國(guó)人で、中國(guó)人はそのうち60％超にあたる116人に上った」などととした。記事が紹介したデータはあくまで「被害相談が寄せられた件數(shù)」であり、実際の被害はこれよりもさらに多い可能性がある。

そして、現(xiàn)地にはすでにシカとの觸れ合い方や注意事項(xiàng)を明記した高さ1．7メートル、幅0．9メートルの看板が設(shè)置されたほか、かまれた観光客に簡(jiǎn)単な手當(dāng)てを行っている動(dòng)物保護(hù)団體の責(zé)任者が「シカは6月に出産のピークを迎えるので特に注意が必要。幼いシカを連れた母ジカは攻撃的になるので、できる限り近づかないように」と注意喚起したことを紹介している。

中國(guó)のネットユーザーからは、「小ジカを追い掛けたりせんべいを持って意地悪したりするモラルのない中國(guó)人観光客が多い。かまれるのは自業(yè)自得だ」「なぜか分からないけど、『シカよ、よくぞかんでくれた』と思ってしまう」「もしシカに攻撃性がなかったら、小ジカたちはみんな持っていかれちゃうんじゃないかな」「被害者の大部分が中國(guó)人というのには、それなりの理由がある」など、観光客側(cè)に原因があるとの見(jiàn)方が多く寄せられた。

また「奈良に行ったことあるけど、ちゃんとルールを守って食べさせてあげれば、何の危険もない。だからなおさら、かまれた人は何をしたんだろうと思ってしまう」との意見(jiàn)もあった。

一方で、真剣かどうかは定かではないが、「外交部は抗議しないのか？」「わが中華民族を傷つける日本のシカを強(qiáng)く非難する！」といった書(shū)き込みも。この他、「奈良は古代建築など世界文化の至寶がたくさんある。そもそもシカ目當(dāng)てで行く時(shí)點(diǎn)で學(xué)がなさすぎる」と指摘するユーザーもいた。（翻訳?編集/川尻）