Record China 2018年3月9日(金) 23時20分
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7日、貴州都市報は、貴州省に住む男性の脳內(nèi)から大量の寄生蟲が見つかり、手術(shù)によって30匹あまりが摘出されたと報じた。
2018年3月7日、貴州都市報は、貴州省に住む男性の脳內(nèi)から大量の寄生蟲が見つかり、手術(shù)によって30匹あまりが摘出されたと報じた。
貴州省に住む46歳の男性、呉(ウー)さんは、半年前から日常的にめまいや発熱に悩まされていた。癥狀には波がありそこまで気にしていなかったが、最近になって頻繁に嘔吐するようになった上、意識を失うようになったため、家族が病院に連れて行った。
貴州醫(yī)科大學(xué)付屬病院の神経外科醫(yī)?楊明(ヤン?ミン)氏によると、「脳に水が溜まっているということで入院させた。頭痛がひどく、嘔吐を繰り返しており、食事が困難だった」とのこと。MRI検査をしたところ、脳幹の周辺が嚢狀の病巣で埋め盡くされていたという。
3月1日、呉さんは病巣を除去するための開頭手術(shù)を受けた。楊氏が開頭をすると、呉さんの脳內(nèi)に透き通った小さな球がたくさんあるのを発見。この小さな球は、ブタの寄生蟲サナダムシの幼蟲だという。楊氏は呉さんの大脳でうごめく幼蟲を慎重に取り出していった。その數(shù)は少なくとも30匹、最大の直徑は1センチメートルだったという。
しかし、あまりに広範(fàn)囲に、かつ大量の幼蟲が寄生しており、全てを摘出することは不可能だったため、手術(shù)後に引き続き「殺蟲治療」を行うことに。6日現(xiàn)在、呉さんはめまいや吐き気などの癥狀が和らいだとのことで、治療を続けている。
楊氏は「嚢中癥は、サナダムシの幼蟲に感染した豚肉や卵が付著した食べ物を摂取することで発癥する。卵は腸內(nèi)で孵化して腸壁內(nèi)に入り込み、血液やリンパ液の流れによって全身に広がる。大脳は血流量が多いため幼蟲が蓄積しやすく、著しい脳障害を起こしたり、生命の危険が及んだりする可能性もある」と説明した。記事によると、呉さんは生肉を食べていたという。(翻訳?編集/川尻)
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