2018年3月8日、中國の民族感情を逆なでする「精神日本人（精日）」問題について、現(xiàn)在開かれている全國政治協(xié)商會(huì)議（政協(xié)）の委員が國家と民族の尊厳保護(hù)のための新法制定を提案した。中國青年網(wǎng)が伝えた。

中國では最近、舊日本軍に扮（ふん）した寫真をネットに投稿した男性2人組、南京事件に関して侮辱的な発言をした男性が相次いで行政拘留処分を受けた。これらは「自分は中國人だが精神的には日本人」と考え、一部は「自身の民族を恨んで日本を崇拝、自分が中國人であることを恥じる」とされる「精神日本人」の行動(dòng)と捉えられており、8日には王毅（ワン?イー）外相が記者からの質(zhì)問に対し、「恥さらし、裏切り者」などを意味する「敗類」という言葉を使って非難する場面も見られた。

記事によると、同日出された提案書には文蕓界の委員38人の署名が添えられており、この中には俳優(yōu)のジャッキー?チェン（成龍）氏の名もあった。提案書は「國旗法」「國章法」「國家法」に倣って國家と民族の尊厳を侵す行為を処罰するための新法制定を呼び掛けるほか、刑法の見直しにも言及。國、民族に対する極めて重大な侮辱行為や日本軍國主義、日本の武士道精神、ファシズムの宣揚(yáng)などを刑法による処罰の対象とするよう求めている。（翻訳?編集/野谷）