2018年3月8日、中國(guó)新聞網(wǎng)によると、全國(guó)人民代表大會(huì)（全人代）の代表が2人目の出産を奨勵(lì)する政策として所得稅の減稅を提案した。

記事によると、中國(guó)統(tǒng)計(jì)局が1月に発表したデータで、2017年の出生數(shù)は1723萬(wàn)人で前年より63萬(wàn)人少なかった。出生率は12．43パーミルで、2017年は出生率、出生數(shù)共に小幅の減少となったという。

この點(diǎn)について、40年以上醫(yī)療に攜わってきた全國(guó)人民代表大會(huì)の代表である、福建省立醫(yī)院の翁國(guó)星（ウォン?グオシン）副院長(zhǎng)は、「妊娠?出産の過(guò)程で巨額の費(fèi)用がかかっている。特に2人目の妊娠ではリスクも高まり、妊娠合併癥が起きやすく、出産時(shí)もリスクが高くなる」と指摘。仕事にも大きな影響が出るとした。

翁氏は「産めないということと同時(shí)に、育てられないという問(wèn)題もある?，F(xiàn)代では生活様式や考え方が変化しており、育児にかかる費(fèi)用も増大している。費(fèi)用や親の仕事に與える影響などの要因により、『産みたくても産めない』現(xiàn)象が生じる」と分析した。

そして、「2人目の出産を奨勵(lì)するため、2人目を育てている夫婦には所得稅を減稅することができる。また、いかなる企業(yè)も、2人目を出産?育児していることで就職や昇進(jìn)に影響を與えてはならず、物質(zhì)的な褒賞を與えるべきだ」と提案した。

これに対し、中國(guó)のネットユーザーから「2人目を産めるような人は所得稅なんて気にしない。2人目を出産できない人は、所得稅なんて払ってない」とのコメントが。また、「幼稚園を義務(wù)教育にしたらいいと思う。幼稚園の費(fèi)用が高過(guò)ぎるんだ」「3人出産したら家を2件プレゼントにすればいい」など、別の政策を提案するユーザーもいた。

他には「減稅は正しいこと」と支持する意見(jiàn)もあったが、「出産するかしないか、何人出産するかは夫婦が決めることだ」というコメントもあった。（翻訳?編集/山中）