2012年1月15日、中國のコマーシャルプランナー、秦全耀（チン?チュエンヤオ）氏が「毛沢東が殘した輝かしい伝統(tǒng)：金日成と金正日に毎年、茅臺酒を贈呈」と題した記事を中國のブログサイト?鳳凰博報に掲載した。以下はその內容。

【その他の寫真】

中國の國酒と呼ばれる茅臺（マオタイ）酒の製造工場には、毛沢東主席と海外VIPが乾杯する寫真が大事に保管されており、その中に若き日の朝鮮民主主義人民共和國?金日成（キム?イルソン）主席と杯を交わす寫真もある。中朝関係は「血で固められた友誼」と言われるが、実は茅臺酒も両國の友誼を固めた立役者だった。

1951年7月、朝鮮戦爭の休戦をめぐる交渉が始まると、中朝両黨は中國から李克農（リー?カーノン）を隊長、喬冠華（チアオ?グワンホア）を指導員とする工作隊を派遣し、交渉の第一線業(yè)務を擔當させることで合意。喬は2年を超える北朝鮮生活で頻繁に金日成主席と面會し、その都度、茅臺酒を贈った。

毛主席と金主席は友人であり、戦友であり、同志であり、酒飲み仲間でもあった。こんなこともあった。1973年3月、金主席が毛主席との歓談の席でさりげなく茅臺酒の話題をふった。意を汲んだ毛主席は中央軍委にすぐさま電話をかけ、「1952年物の茅臺酒を至急北京に空輸するよう」命令、それはすぐに金主席に屆けられた。1952年物は當時、最高級とされていた。

40年後の1993年、喬冠華の息子、宗淮（ゾンホワイ）が北朝鮮大使として赴任。金主席へのあいさつに持參した手土産もやはり茅臺酒だった。父から子に受け継がれた茅臺酒を贈る伝統(tǒng)。宗淮が北朝鮮大使の期間中、毎年春節(jié)（舊正月）には決まって金主席と息子の金正日氏に茅臺酒が贈られたという。（翻訳?編集/NN）