2012年1月16日、最新作「ザ?フラワーズ?オブ?ウォー（金陵十三釵）」が大ヒット中の中國(guó)人映畫監(jiān)督チャン?イーモウ（張蕓謀）氏が、自ら発掘した女優(yōu)チャン?ツィイー(章子怡)とコン?リー（鞏俐）について語(yǔ)った。新華網(wǎng)が伝えた。

【その他の寫真】

第二次大戦下の南京攻防戦を描いた「ザ?フラワーズ?オブ?ウォー」は中國(guó)で先月16日に公開され、すでに興行収入6億元（約73億円）を超える驚異的なヒットぶり。16日に行われた「第69回ゴールデン?グローブ賞」授賞式では、惜しくも外國(guó)語(yǔ)映畫賞を逃したが、2月に行われる「第84回アカデミー賞」での快挙が期待されている。

中國(guó)を代表する名監(jiān)督としてハリウッドでの活躍も期待されるが、祖國(guó)で映畫を取り続けるスタイルは一貫して崩さず。監(jiān)督によると、生活習(xí)慣の違う外國(guó)で、自分の身近に感じることができないテーマを撮るのは難しいという。このため、自分に無(wú)理強(qiáng)いせず、今後も海外進(jìn)出は一切考えないと話している。

いまや國(guó)際派女優(yōu)となったチャン?ツィイーとコン?リーはいずれも、チャン監(jiān)督が新人時(shí)代にヒロインに抜擢したことで、一躍人気女優(yōu)になった。2人がここ數(shù)年、海外進(jìn)出の歩を緩め、中國(guó)語(yǔ)映畫への出演を増やしていることに、監(jiān)督は大賛成だという。

「80年代から始まった中國(guó)女優(yōu)の海外進(jìn)出だが、文化の違いで容易になじめず、結(jié)局はみんな“花瓶（お飾り女優(yōu)）”になっている」と痛烈に批判した監(jiān)督は、「彼女たちが故郷に戻って來(lái)るのに賛成だ。最近の中國(guó)の映畫市場(chǎng)は、どんどん大きくなっているし」と話していた。（翻訳?編集/Mathilda）