2012年1月17日、中國(guó)共産黨機(jī)関紙?人民日?qǐng)?bào)系の國(guó)際情報(bào)紙「環(huán)球時(shí)報(bào)」は、中國(guó)はダライ?ラマや臺(tái)灣、領(lǐng)土問(wèn)題など切っても切れないやっかいなことを抱えているが、「天下統(tǒng)一」は中國(guó)人の使命だとする社説を発表した。米華字サイト?多維新聞が伝えた。以下はその概略。

【その他の寫真】

臺(tái)灣総統(tǒng)選では馬英九（マー?インジウ）総統(tǒng)が再選したが、もし獨(dú)立志向の強(qiáng)い民進(jìn)黨に政権を譲っていたら、中國(guó)の空気も今ほど穏やかではなかっただろう。2012年の臺(tái)灣問(wèn)題はこれでひとまず安泰といったところだが、2012年の南シナ海問(wèn)題はどうなる？海外の「チベット獨(dú)立派」と「ウイグル獨(dú)立派」の動(dòng)きは？北東アジアや南アジア、米國(guó)との駆け引きは？

このように中國(guó)の悩みは盡きない。歴史は中國(guó)に文化という根っこを授けたが、同時(shí)に臺(tái)灣問(wèn)題、領(lǐng)土問(wèn)題、ダライ?ラマ問(wèn)題など切っても切れないやっかい事も殘した。中國(guó)內(nèi)部の問(wèn)題も山積する。例えば、馬総統(tǒng)の再選に際し、ネット上では臺(tái)灣問(wèn)題の安定化につながると歓迎する聲より、「なぜ中國(guó)本土でも選挙をしないのか？」といった疑問(wèn)の方が目立った。

近代國(guó)家の“運(yùn)営マニュアル”は中國(guó)のような超大型國(guó)家向けではないと言ってよい。中國(guó)の國(guó)土はとてつもなく広大で、人口もとてつもなく多い。そのため、常に「分裂」の危機(jī)をはらんでおり、國(guó)家統(tǒng)一、社會(huì)全體の安定を維持することが中華社會(huì)に永遠(yuǎn)に課せられた使命となっている。

當(dāng)然のことながら、「大中國(guó)」には良い點(diǎn)が多い。國(guó)民の人生における選択肢が小國(guó)とは比べ物にならないほど幅広く、悠久の歴史と多民族文化が中國(guó)人にどんな困難な狀況でも自らの文化を築いていける力を與えた。

だが、「大中國(guó)」はタダで食べられるランチではない。その維持費(fèi)用は1人1人が分擔(dān)するもの。それは軍事費(fèi)や中央政府の経費(fèi)だけでなく、各自治體および群集の権利も「大一統(tǒng)」（天下統(tǒng)一を重視する理念）のためにある程度譲渡するという意味が含まれる?！复笾袊?guó)」と「大一統(tǒng)」は中國(guó)人の命だ?！干衤}なる使命」だと喜び勇んでもよいし、「とんだ災(zāi)難だ」と文句を言っても構(gòu)わない。

それでも、我々は南シナ海の島々を守らなければならないし、臺(tái)灣獨(dú)立派を撃退しなければならない。たとえ戦爭(zhēng)の危機(jī)が迫っても、成し遂げなければならないのだ。中國(guó)の宿命は決して楽ではないが、これが我々の中國(guó)なのである。中國(guó)人として、こうした道理が理解できるだろうか。我々は定められた宿命の中で生きているのである。（翻訳?編集/NN）