2018年3月10日、中國メディアの參考消息網(wǎng)によると、スペイン紙ラ?バングアルディアは9日、中國が、米イエローストーン國立公園の3倍の広さに相當(dāng)する2萬7000平方メートル規(guī)模の巨大な「ジャイアントパンダ國家公園」の建設(shè)を計畫していると報じた。

記事によると、ジャイアントパンダ國家公園の建設(shè)には約1億7000萬元（約28億6700萬円）が投じられる。既存のパンダ自然保護區(qū)67カ所すべてをカバーする規(guī)模で、パンダ以外の野生動物8000種も生存できる環(huán)境が得られるほか、地域住民の生活向上にもつながるという。17萬人が貧困狀態(tài)から脫卻できることが見込まれているという。

記事によると、パンダは中國政府の保護により生息數(shù)を増やしており、國際自然保護連合（IUCN）のレッドリストでも「絶滅危懼種」から「危急種」に引き下げられた。一方で、今後數(shù)十年內(nèi)に起こる気候変動により生息に必要な竹林地帯の3分の1が失われることが多くの研究から明らかになっているとのこと。

記事は、パンダは現(xiàn)在、四川省や陝西省、甘粛省の山間部に生息しているが、生息地は分散しているため繁殖が難しく、パンダの繁殖率が低いことや生息地の減少も加わり、生息數(shù)はいずれ再び減少に転じることが予測されていると伝えている。（翻訳?編集/岡田）