2012年1月18日、臺(tái)灣のスマートフォン大手、宏達(dá)國際電子（HTC）の王雪紅（ワン?シュエホン）會(huì)長が総統(tǒng)選前日に馬英九（マー?インジウ）政権が主張する「九二共識(shí)」（92コンセンサス）への支持を表明したことに反発し、野黨?民進(jìn)黨のスポークスマンが「HTC製品の不買運(yùn)動(dòng)」を呼び掛けている。環(huán)球時(shí)報(bào)（電子版）が臺(tái)灣NOWnewsの報(bào)道を引用して伝えた。

【その他の寫真】

「九二共識(shí)」とは中國と臺(tái)灣が「一つの中國」であるという原則を雙方が認(rèn)めるもので、1992年に當(dāng)時(shí)の國民黨政権と中國側(cè)が口頭で合意したとされる。だが、臺(tái)灣側(cè)は「一つの中國」という原則は保ちながらも中臺(tái)雙方がそれぞれの解釈権を持つと主張、中國側(cè)はあくまでも「一つの中國」以外は認(rèn)めないという姿勢を取っている。民進(jìn)黨はこの「九二共識(shí)」の存在自體を認(rèn)めていない。

記事によると、これまで政治的な発言をしたことがなかったHTCの王會(huì)長が総統(tǒng)選前日に突然、記者會(huì)見を開き、「九二共識(shí)への強(qiáng)力な支持」を表明した。HTCは世界に通じる臺(tái)灣のオリジナルブランドとして、臺(tái)灣の人々に高い人気を誇っている。民進(jìn)黨のスポークスマン、梁文傑（リアン?ウェンジエ）氏はこの発言が投票結(jié)果に大きな影響を與えたとして、「HTC製品は今後一切買わない」とネット上の掲示板で表明した。

梁氏は「HTCは韓國のサムスンより技術(shù)面でかなり劣っているが、値段は1割も高い。それでも臺(tái)灣ブランドだからずっと愛用してきた。だが、今は韓國人に儲(chǔ)けさせる方がまだマシだと思っている。サムスンの社長は臺(tái)灣の選挙戦に口を挾むことはないはずだから」と語っている。

これに対し、民進(jìn)黨支持派は拍手喝さいを送っているが、馬総統(tǒng)支持派のネットユーザーたちは反発?！袱坤盲郡轫n國人になればよいのでは」「臺(tái)灣に住んでいるのに韓國製品を手にしながら『愛國』を叫ぶなんて吐き気がする！」「それなら、馬総統(tǒng)を支持したすべての企業(yè)の製品を買わなければよい」と批判している。（翻訳?編集/NN）