2012年1月14日、新華ネットの報道によると、「乾陵博物館」の樊英峰（ファン?インフォン）館長は13日、先ごろ報じられ話題になった「乾陵で大規(guī)模な発掘を行う」との報道について、「絶対にあり得ない」と否定し、計畫に基づいて、「乾陵」の環(huán)境整備と全體の保護(hù)を行っているところだと説明した。

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あるメディアは先ごろ、関係機(jī)関が武則天の陵墓である「乾陵」で大規(guī)模な発掘を行うかどうか検討していると報じ、世論とネット利用者の関心を集めた。これについて樊館長は「われわれは『文物保護(hù)法』が文化財保護(hù)活動について定めた『保護(hù)を主な目的とし、緊急救助を優(yōu)先させ、合理的に利用し、管理を強(qiáng)化する』という方針を厳守し、文化財に対して効果的な保護(hù)を行っている?！盖辍工藢潳筏拼笠?guī)模な発掘を行うようなことは絶対にない」と述べた。

陝西省の乾県にある「乾陵」は、23年の歳月をかけて西暦684年に完成した。中國では唯一、2人の皇帝が合葬された陵墓で、第3代皇帝である高宗?李治と中國史上唯一の女性皇帝となった武則天が埋葬されている。乾陵は保存狀態(tài)が良く、遺物が豊富で、盛唐時代の物質(zhì)文化と精神文化を色濃く反映している。乾陵博物館には3900點の遺物が所蔵されている。

樊館長は、「乾陵博物館」は現(xiàn)在、考古遺跡公園と「シルクロード」をユネスコ（國連教育科學(xué)文化機(jī)関）の世界文化遺産に登録する活動を積極的に展開しており、この50年のうちに新たな発掘を行う計畫はないと述べた?，F(xiàn)在は計畫に基づいて環(huán)境整備と全體の保護(hù)を進(jìn)めているところで、主に石刻、遺跡、遺物の保護(hù)と展示を行っているという。（編集/內(nèi)山）