2012年1月17日、中國(guó)の事情に詳しい英國(guó)のスポーツライター、アンドリュー?レイマー氏が「ヤオ?ミンはゲイリー?ロックになれる…」と題した記事を中國(guó)のブログサイト?網(wǎng)易博客に掲載した。以下はその內(nèi)容。

【その他の寫(xiě)真】

ここ最近の中國(guó)関連の話題といえば、臺(tái)灣総統(tǒng)選のほか、元NBA（米プロバスケットボール）選手のヤオ?ミン（姚明）が上海市議會(huì)の副議長(zhǎng)になったことだろう。いや、正確には「上海市政治協(xié)商會(huì)議の委員」であることは十分に理解している。だが、筆者は副議長(zhǎng)になったのと同じくらい偉くなったと感じている。

ついこの間、大學(xué)生になったばかりだと思っていたのに、こんなに早く副議長(zhǎng)に？だが、彼は中國(guó)の英雄だ。なるほど、中國(guó)で英雄は信じられないような奇跡を起こすことができるのか。そういえば、彼のドキュメンタリー映畫(huà)「The year of the Yao（中國(guó)語(yǔ)題：姚明年）」でも米國(guó)の怪物、シャキール?オニールとの対戦で3連続ブロックを決めていた。

引退後最初の年にヤオ?ミンは再びオニールの面目を丸つぶれにした。テレビでヘラヘラとおちゃらけるだけのオニールに、それよりはるかに高尚なポジションにつき、威風(fēng)堂々とした姿を見(jiàn)せつけたのである。

今や「上海シャークス」のオーナーとなり、選手の人事を決められる立場(chǎng)となったヤオ?ミン。オニールが自らの學(xué)歴を吹聴している間に名門(mén)?上海交通大學(xué)に入學(xué)を果たし、オニールが同じコメンテーターのバークレーを口でどう言い負(fù)かそうかと考えている間に政治の舞臺(tái)に立ち、政治家として堂々と政治理念を述べるまでになっていたのだ。

こっそりとヤオ?ミンにサインをねだる議員もいたようだが、今後、彼のサインの価値は暴落するに違いない。政治家としてステップアップするにつれ、彼のサイン入りの書(shū)類は増える一方になるからだ。わざわざ欲しがらなくても、中國(guó)全土で簡(jiǎn)単に手に入るようになる。

筆者は以前から「ヤオ?ミンは將來(lái)、必ず駐中國(guó)米國(guó)大使になる」と予言している。その予言が実現(xiàn)する可能性は極めて高いと信じている。彼は一歩一歩、著実に階段を上っていくに違いない。彼には身長(zhǎng)に見(jiàn)合った知恵があり、中國(guó)の政治家よりずっと米國(guó)に詳しい。英語(yǔ)も流暢に操り、米國(guó)人との付き合い方や弱點(diǎn)も熟知している。

現(xiàn)職のゲイリー?ロック（駱家輝）大使は時(shí)々、中國(guó)人を困らせているようだ。ならば、ヤオ?ミンを送り込んで米國(guó)を征服すればよい。今度はコートではない場(chǎng)所で。（翻訳?編集/NN）