2018年3月12日、中國メディアの新華網(wǎng)は、「日本家電が衰退している今、中國メーカーの家電を支持すべき」と主張した。

記事は、「サンヨー、東芝、シャープ、パナソニック、ソニー、ダイキンなどは、どれもよく知られたメーカーだが、家電分野ではいずれも衰退しており、市場から撤退したり、中國メーカーに買収されたりしている。そうでないメーカーもシェアを失っている」と指摘した。

その上で、「中には薄利のため伝統(tǒng)的な市場を戦略的に放棄しているとの意見もあるものの、これは日本企業(yè)が家電分野で核心的な競爭力を失ったことを証明している」と主張?！钢袊译姤岍`カーの底力はますます上がっている」と論じた。

記事は、「上海で行われた中國家電世界博覧會(huì)に、中國の家電メーカー?格力（GREE）が革命的なエコ技術(shù)と製品で參加した」と紹介?！袱长欷先毡兢螌熼T家の言う『利潤がほとんど出ない』伝統(tǒng)的な家電ではなく、巨大な市場空間のあるマルチ機(jī)市場だ」とした。

さらに、「格力のGMVスマートマルチエアコンの発表は、中國家電メーカーが今一度、核心技術(shù)で圧倒的優(yōu)勢に立ったことを意味している」とし、「マルチエアコンでは『低負(fù)荷、低効率』が大きな問題で、日本のエアコンメーカーは10年かけても解決できなかったが、中國メーカーが一挙に突破した」とした。

マルチエアコンとは、室外機(jī)が1臺(tái)で室內(nèi)機(jī)が複數(shù)のエアコンのことだが、記事は「室內(nèi)機(jī)を1臺(tái)だけオンにした低負(fù)荷運(yùn)転でも、インバーター圧縮機(jī)は依然として頻繁にオンオフを繰り返すため、低エネルギー消耗という利點(diǎn)を発揮できないという問題點(diǎn)があった」としている。

この問題を解決したのが、格力の「GMVスマートマルチエアコン」だといい、「これにより格力の家庭用セントラル空調(diào)は、日本メーカーの半分の電気使用量という快挙を成し遂げた」と記事は紹介した。

そして記事は、「中國家電メーカーは世界的な難題に挑戦し、自分に立ち向かう勇気や底力を持っている。中國家電メーカーの底力は獨(dú)自のイノベーションによって発展するという道を堅(jiān)持していることからきており、中國企業(yè)はすでに全面的に上回っていて、かつて中國人がうらやんだ日本の家電は、すでに中國家電メーカーの後塵を拝している」と主張?！钢袊蜗M(fèi)者はなお一層、中國家電メーカーを支持し、最後まで中國製品を支持すべきだ」と結(jié)んだ。（翻訳?編集/山中）