2012年1月20日、中國(guó)人ブロガーの信海光（シン?ハイグアン）氏は「なぜ中國(guó)人はアップル社製品が大好きなのか？」と題した記事をブログサイト?新浪博客に掲載した。以下はその要約。

【その他の寫真】

1月13日はiPhone4Sの発売日だった。當(dāng)日朝、北京市三里屯のアップルストア前は、徹夜で並んだ大勢(shì)のファンでごった返していた。しかし、iPhone4Sの販売は急きょ中止になり、怒った購(gòu)入希望者が店舗に向かって卵を投げつける騒ぎに。アップル社が急きょ販売中止に踏み切ったのは、安全上の理由によるものだ。販売初日前夜、アップルストアの前には1000人以上の購(gòu)入希望者が集まったが、そのなかに黃牛黨（転売目的のダフ屋）のグループが數(shù)多く紛れ込んでいた。ほとんどがアルバイトで雇われた労働者や學(xué)生であり、彼らの間で小競(jìng)り合いが始まったことが原因だった。

1臺(tái)転売すれば500元（約6000円）もうかるというiPhone4S。ダフ屋にとってこれほどうまみのある商品はない。では、なぜ中國(guó)人はこれほどアップル社の製品が好きなのか？それは中國(guó)人の虛栄心を満足させるからである。価格は5000元（約6萬(wàn)円）と決して高級(jí)品の部類ではないが、「アップル社は品薄戦略で商品価値を高めている」との報(bào)道が出るほど入手困難なこと、手軽に社會(huì)の上層に近づいたような錯(cuò)覚を抱けること、そしてコピー商品が少ないことが人気の秘密だ。こうした中國(guó)人にとって、アップル社はもはや信仰の対象。その熱狂ぶりは海外にまで波及、中國(guó)人は世界のアップルストアで行列をつくり、海外メディアも紹介するほどだ。アップル教の熱狂的信者が中國(guó)に存在するのは、他に信じるものがないからなのだろう。(翻訳?編集/本郷)