2018年3月14日、米華字メディアの多維新聞は、5月に開催が予定されている米朝首脳會(huì)談の場(chǎng)所をめぐり、北朝鮮が板門店を優(yōu)先順位の上位に上げているとされることについて、「韓國(guó)メディアがその背景を明らかにした」と報(bào)じた。

記事はまず、12日付の露通信社スプートニクの報(bào)道を引用し、米ホワイトハウスのシャー副報(bào)道官が、ABCの番組で、米朝首脳會(huì)談がホワイトハウスで行われる可能性について「排除しない」とし、トランプ大統(tǒng)領(lǐng)が北朝鮮に行くことについては「その可能性はあまり高くない」と述べたことを紹介した。

その上で記事は、13日付の韓國(guó)紙?朝鮮日?qǐng)?bào)が「2012年に権力を握ってから一度も北朝鮮を出たことがなく、警護(hù)やセキュリティーにも非常に神経質(zhì)な金正恩（キム?ジョンウン）氏は當(dāng)初、會(huì)談の場(chǎng)所として平壌を希望していると伝えられた。だが米國(guó)がこれに応じる可能性は低いと判斷し、板門店を優(yōu)先順位の上位に上げているようだ」とし、北朝鮮が金日成（キム?イルソン）放送大學(xué)の講座で「板門店は自主統(tǒng)一のシンボル」「米國(guó)から降伏文書を勝ち取った歴史ある場(chǎng)所」などと宣伝していることや、「板門店でトランプ大統(tǒng)領(lǐng)に會(huì)うことで今の停戦體制を終わらせ、北朝鮮が主張してきた米朝修好を?qū)g現(xiàn)させれば、平和體制に転換できるという期待も込められているようだ」とする見方があることを伝えたと紹介した。

記事によると、朝鮮日?qǐng)?bào)はまた、米朝會(huì)談の場(chǎng)所として、韓國(guó)政府が板門店のほかに済州島やソウルなども検討していることや、スウェーデンやスイス、中國(guó)、モンゴルなど第三國(guó)も候補(bǔ)地として取り上げられていることを伝えているという。（翻訳?編集/柳川）