2018年3月14日、観察者網(wǎng)は、財務(wù)省の文書改ざん問題で起きた安倍首相の退陣を求める抗議デモ現(xiàn)場の様子を伝えた。

記事は「森友學(xué)園問題についてなおも事態(tài)の拡大が続いている。國稅庁の佐川宣壽長官が國會で虛偽答弁したことで辭職に追い込まれると、財務(wù)省も外部の圧力を受けて少なくとも14件の改ざんが行われた文書を公開した。真相が日々明らかになるにつれ、安倍晉三政権の立場は不利なものになっている」と伝えた。

その上で、12日から首相官邸前で行われている大規(guī)模な抗議集會に、同網(wǎng)のコラムニストで北海道大學(xué)大學(xué)院國際広報メディア?観光學(xué)院の大學(xué)院生、廖可（リアオ?カー）氏が集會の現(xiàn)場で參加者の聲を聞いたとし、インタビューの內(nèi)容を紹介している。

12日夜に集會現(xiàn)場を訪れた廖氏によれば、現(xiàn)場ではさまざまなプラカードが掲げられ「安倍首相は早く辭めろ」「今すぐ辭めろ」といったシュプレヒコールが上がったという。また、仕事帰りに集會に參加する人も少なからずいたとのことだ。

集會に參加していたある年配の女性は「森友學(xué)園のような事件に衝撃を受けている。公立學(xué)校も徐々に右翼教育が行われているように感じる」とし、「責(zé)任が一番大きいのは？」との問いには「やっぱり安倍首相でしょう」と回答。「もちろん籠池泰典氏にも責(zé)任はあるが、安倍首相はさっさと籠池氏を切り捨てて1人に責(zé)任をなすり付けようとしている。それで自分は権力の椅子の上で安穏としているのだから、本當(dāng)にひどい」と語ったといい、女性の脇には「トカゲのしっぽ切り」のイラストが掲げられていたという。

廖氏はまた「あまり見當(dāng)たらない若い人を見つけた」として話を聞いている。この若者は「ニュースやツイッターを見てデータの改ざんは異常だと思い、集會に參加した。この1週間抗議を続ける人たちの力になれば」と語ったという。（翻訳?編集/川尻）