2018年3月14日、米華字メディアの多維新聞は、日本、米國、韓國の首脳が北朝鮮の金正恩（キム?ジョンウン）朝鮮労働黨委員長との會談に意欲を示す中、北朝鮮の重要な同盟國である中國の習(xí)近平（シー?ジンピン）國家主席はなぜ沈黙しているのかとする記事を掲載した。

記事はまず、金正恩氏について「數(shù)週間前まで世界で最も孤立した指導(dǎo)者だった。だが今では最も引く手あまたの首脳會談の対象になっている」と指摘した。

記事によると、韓國の文在寅（ムン?ジェイン）大統(tǒng)領(lǐng)が4月末に金正恩氏と會談し、トランプ米大統(tǒng)領(lǐng)も5月までに會談に応じる姿勢を示したのに続き、安倍晉三首相も會談を模索していると伝えられている。

その上で記事は、仏RFIの中國語版サイトが13日、習(xí)近平氏が就任以來一度も金正恩氏と顔を合わせていないことについて「中朝関係の気まずさを浮き彫りにするものだ」と報じたことを紹介した。

記事によると、英フィナンシャル?タイムズは14日、「北朝鮮の國営メディアは、米朝首脳會談の見通しと文大統(tǒng)領(lǐng)との會談について沈黙を保っている」とし、「北朝鮮の指導(dǎo)者は一度も米國の大統(tǒng)領(lǐng)と會談したことはない。この會談は、金正恩政権に國際的な正當性をもたらすと同時に、國內(nèi)での聲望を高めることになる」「北朝鮮は完全に計畫されたシナリオを?qū)g施する傾向がある。彼らは會談のシナリオが完全に出來上がった時點で、國民に向けて発表することになるだろう」とする韓國の専門家の見方を伝えている。（翻訳?編集/柳川）