2012年1月24日、新華網(wǎng)によれば、今年の春節(jié)（舊正月）の飾りつけやあいさつ狀などで環(huán)境保護(hù)重視の傾向が顕著になっている。

【その他の寫(xiě)真】

華やかな色とりどりの“LED”イルミネーション 、エコ素材で作られた龍の置物、音だけでごみの出ない電子爆竹、おもしろい動(dòng)畫(huà)の新年あいさつなど、今年の舊正月には多くのエコロジーを意識(shí)した工夫が見(jiàn)られる。伝統(tǒng)的な祝日に、健康的で文化的な要素が加味された。低炭素生活、省エネ消費(fèi)の推進(jìn)など、エコロジーな舊正月は人々の心に浸透し、1つのトレンドになっている。

舊正月は中國(guó)で最も重要な伝統(tǒng)的祭日だ。家族が一堂に集まって祝う日であり、さまざまな消費(fèi)が集中する時(shí)期でもある。普段は節(jié)約していても、年越しとあれば子供に新しい服を買(mǎi)い、年配者には栄養(yǎng)食品を贈(zèng)りたい。爆竹や花火を用意し、食卓にはごちそうを並べたいのは當(dāng)然だ。

だが、中國(guó)の経済発展と市民の生活レベルの向上とともに、一部行き過(guò)ぎた浪費(fèi)が激しくなっている。高級(jí)店での年越しの大盤(pán)振る舞いはすでに珍しいことではない。競(jìng)うように包裝過(guò)剰な贈(zèng)り物を贈(zèng)り合い、雰囲気を盛り上げるための爆竹や花火は耳をつんざき、年越しの雰囲気を味わおうとばかり夜を徹して鳴り続く。これでは家族の愛(ài)情や友情どころか、大量の資源の無(wú)駄遣いと環(huán)境への負(fù)擔(dān)になる。全く不必要なことだ。

新年に新しさやエコ意識(shí)を加えるには、政府の指導(dǎo)は重要だ。燈籠をともした華やかさよりも電力不足を考えるべきだ。爆竹の盛り上がりよりもエコロジーと排出削減を重視すべきだ。盛大なイメージよりもみんなで參加する低炭素運(yùn)動(dòng)が重要だ。まず、社會(huì)全體にエコな祭日を送ろうというムードを形成する必要がある。

エコな舊正月をまず自分たちから始めよう。舊正月休暇は時(shí)間が十分にある。公共交通機(jī)関で友人や親せきを訪ね、食卓に必要以上の食品を並べない。浪費(fèi)や生活スタイル、気持ちを少し変えるだけで、舊正月を本來(lái)の団らんと親しみを味わう機(jī)會(huì)に戻すことができる。（翻訳?編集/渡邊英子）