2012年1月20日、香港の英字紙サウスチャイナ?モーニング?ポストは、中國(guó)が今まさに「人口ボーナス」を失いつつあり、沿海地區(qū)で労働力不足が深刻化するなど、これまでの安価で豊富な労働力を利用した発展モデルの転換を迫られていると報(bào)じた。23日付で環(huán)球時(shí)報(bào)が伝えた。

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「人口ボーナス」とは、全人口に占める労働力人口が多く、経済成長(zhǎng)が加速しやすい狀態(tài)、期間をいう。中國(guó)國(guó)家統(tǒng)計(jì)局によると、昨年の労働力人口（15?64歳）が総人口に占める割合は、前年比0．1％減の74．4％で、この10年間で初めて減少に転じた。一方で、60歳以上の人口は1億8500萬(wàn)人で総人口に占める割合は前年比0．47％増の13．7％、65歳以上の人口は1億2300萬(wàn)人で同0．25％増の9．1％だった。

この結(jié)果に対し、中國(guó)人民大學(xué)人口研究所の専門(mén)家?陳衛(wèi)（チェン?ウェイ）氏は「慌てる必要はない。労働力は依然として増加しており、その増加率は高齢化率を超えている」と楽観的な見(jiàn)方を示し、労働力人口が減少に転じた原因として「50年代のベビーブーム、壽命の長(zhǎng)期化、現(xiàn)在の出生率の低下」などを挙げた。

しかし一方で、労働力人口の減少に危懼を表明する専門(mén)家も存在する。アジア開(kāi)発銀行中國(guó)代表処の高級(jí)アナリスト莊健（ジュアン?ジエン）氏は「最新のデータは、高齢化のトレンドと鮮明化する労働力不足を示している」とし、「労働力不足は中國(guó)各地區(qū)、特に沿海地區(qū)を悩ます問(wèn)題となっている」と指摘?！溉丝讠去欹螗嗓螇浠现袊?guó)の発展モデルの転換を要求しており、安価で豊富な労働力の供給を利用した発展モデルは二度と実現(xiàn)できない」と語(yǔ)る。

2040年には中國(guó)の高齢者人口が総人口に占める割合は約30％に達(dá)し、中國(guó)はやがて世界で最も深刻な高齢化問(wèn)題に直面するとの研究もある。問(wèn)題を深刻化させている原因の1つが一人っ子政策であることに疑いの余地は無(wú)い。（翻訳?編集/HA）