時(shí)速350キロメートルという電光石火の速さで疾走する最新の高速鉄道「復(fù)興號(hào)」が杭州東駅?北京南駅間を最速で4時(shí)間23分で結(jié)ぶというそんな人々を興奮させる出來事が來月ついに現(xiàn)実のものとなる。銭江晩報(bào)が伝えた。

中國の全國鉄道ダイヤは4月10日に改正される。今回のダイヤ改正の最大の注目點(diǎn)は、時(shí)速350キロメートルで走行する京滬（北京?上海）高速鉄道「復(fù)興號(hào)」の運(yùn)行本數(shù)が、従來の7往復(fù)から15往復(fù)に増発されることだ。また、杭州東駅と北京南駅間を結(jié)ぶ「復(fù)興號(hào)」が新たに3往復(fù)増発される。

■「復(fù)興號(hào)」と「和諧號(hào)」の違いは、そのスピード

現(xiàn)有の高速鉄道のうち、杭州と北京を最速でつなぐ鉄道はG20號(hào)で、杭州東駅?北京南駅間を5時(shí)間2分でつなぐ。

「復(fù)興號(hào)」は杭州?北京間の所要時(shí)間を少なくとも30分短縮する。4月10日から、杭州東駅と北京南駅をつなぐG19/G20號(hào)、G31/G32號(hào)、G39/G40號(hào)という3組の高速鉄道が、「復(fù)興號(hào)」高速列車による運(yùn)行となり、その最高時(shí)速は350キロメートルに達(dá)する。

このうち、杭州東駅?北京南駅のG20號(hào)はCR400BF型「復(fù)興號(hào)」高速列車を採用。座席クラスは2等席と1等席、ビジネス席の3種類、定員は1152人。G20號(hào)は午前7時(shí)48分に杭州東駅を出発し、湖州と南京南、済南西の各駅に停車したのち、午後12時(shí)20分に北京南駅に到著する。その全行程の所要時(shí)間は4時(shí)間32分。

このほか、鉄道當(dāng)局は今回初めて、杭京高速鉄道で夜行列車を運(yùn)行する。G40號(hào)はCR400AF型「復(fù)興號(hào)」高速列車を採用し、毎日午後7時(shí)に杭州東駅を出発、南京南駅までノンストップで走行、所要時(shí)間は4時(shí)間23分と、杭州と北京をつなぐ最速の高速鉄道となる。

北京発杭州行きの「復(fù)興號(hào)」高速鉄道も3本運(yùn)行される。このうち最速のG39號(hào)は所要時(shí)間はわずか4時(shí)間18分と、杭州?北京間の所要時(shí)間をさらに更新する。

気になる乗車券価格の値上がりについては、當(dāng)面の間変わらないという。杭州と北京を結(jié)ぶ高速鉄道「復(fù)興號(hào)」の乗車券は、すでにオンラインでの販売がスタートしており、乗車券価格は、2等席が538．5元（約9000円）、一等席が907元（約1萬5000円）と、以前と変わっていない。（提供/人民網(wǎng)日本語版?編集/KM）