辰年のベビーブームに越境出産が急増、子供社會の競爭激化へ―香港

Record China    2012年1月28日(土) 13時33分

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24日、辰年を迎えてベビーブームが予想される香港で、年越し後に最初に生まれた子どもは女児で、両親は共に非香港出身者だった。寫真は24日夜、舊正月を祝う香港?ビクトリア灣の花火。

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2012年1月24日、仏國際放送局RFI(ラジオ?フランス?アンテルナショナル)中國語サイトは、辰年を迎えてベビーブームが予想される香港で誕生した赤ちゃんについて報じた。年越し後、香港で生まれた1人目の子どもは女児で、両親は共に非香港出身者で、いわゆる「雙非」夫婦。2人目の子どもは男児で、両親は地元香港に住む夫婦だった。

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中國人の間では「龍は縁起が良い」と考えられており、辰年に子どもが生まれることは本來ならばめでたい限り。しかし、出産ブームで子どもの數(shù)が急激に増えれば、彼らの將來に激しい競爭やストレスがもたらされることを懸念する親も増えている。近年は特に、中國本土出身者が香港で越境出産するケースが激増。香港の赤ちゃんたちはまず、産院のベッド確保から競爭社會にさらされることになる。

民間の病院が香港衛(wèi)生署に行った報告によると、香港の2011年の出産件數(shù)は約5萬件だが、そのうちおよそ3萬3000件が中國本土出身者によるもの。香港では粉ミルクが品不足となったり、幼稚園や小學(xué)校に募集枠以上の入學(xué)志望者が殺到するなどの問題が発生しており、多くの辰年ベビーは、こうした問題をさらに深刻化させることになる可能性があるという。(翻訳?編集/岡田)

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