2012年1月25日付の環(huán)球時(shí)報(bào)は、取材を受けた臺(tái)灣大學(xué)政治學(xué)部の彭錦鵬（ポン?ジンポン）準(zhǔn)教授の話として、先日行われた総統(tǒng)選の過(guò)程と結(jié)果から、李登輝（り?とうき）氏も収監(jiān)中の陳水扁（ちん?すいへん）氏も臺(tái)灣の政治に対する影響力をすでに失っていることが明らかになり、「李登輝?陳水扁時(shí)代」は終えんを告げたと伝えた。

【その他の寫(xiě)真】

國(guó)民黨員で“國(guó)民大會(huì)代表”でもある彭準(zhǔn)教授は、臺(tái)聯(lián)黨が立法委員選で3議席を確保したことを指摘。選挙日前夜、李登輝氏が90歳の高齢で大病からまだ全快していない中、野黨の蔡英文氏を盛り上げるために壇上に上がったことが確かに影響しているという。李氏びいきの選挙民は彼の話を聞いて喚起し、政黨票を臺(tái)聯(lián)黨に投じた。しかし、これは短期的な効果しかもたらさず、大きな流れを作ることにはつながらないと指摘する。

李氏は臺(tái)灣の難しい時(shí)代において民主主義の浸透に少なからず功労があった。これにより現(xiàn)在も熱烈な李氏の支持者が存在しているのだ。 とはいっても、その潛在力はすでに終わりを告げている。臺(tái)聯(lián)黨のイメージカラーである深緑は臺(tái)灣獨(dú)立を意味している。今回の総選挙では、各界で92年コンセンサスが叫ばれ、“1つの中國(guó)”がすでに主流になっている。

今回の総選挙で、陳水扁の愛(ài)弟子であった陳致中（チェン?ジージョン）も、爆弾と言われた邱毅（チウ?イー）も次々と落選したことは、陳水扁時(shí)代が終わったことを象徴している。彭準(zhǔn)教授は、陳氏が作った民進(jìn)黨が総統(tǒng)選でいつも劣勢(shì)にあることは選挙民から陳氏が淘汰されたことを意味するという。2008年、馬英九氏が最高得票を得て総統(tǒng)に選出され、また今回再選したことは、ライバルの蔡英文が陳氏と縁が切れていないことに対する?yún)棨筏げ枚à扦ⅳ?、この情?shì)からみても陳氏の時(shí)代がすでに終わっていることは明白である。（翻訳?編集/渡邊英子）