読書をしない日本人に未來はあるのか―中國(guó)メディア

人民網(wǎng)日本語版    2018年3月17日(土) 17時(shí)20分

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全國(guó)大學(xué)生活協(xié)同組合連合會(huì)の最近の調(diào)査で、日本では1日の読書時(shí)間が「ゼロ」の大學(xué)生が2017年、初めて5割を超えたことが分かった。

全國(guó)大學(xué)生活協(xié)同組合連合會(huì)の最近の調(diào)査で、日本では1日の読書時(shí)間が「ゼロ」の大學(xué)生が2017年、初めて5割を超えたことが分かった。日本の大學(xué)で教壇に立つ筆者は、このニュースに肩を大きく落とした。環(huán)球時(shí)報(bào)が伝えた。

國(guó)の競(jìng)爭(zhēng)力には通常、國(guó)民の読解力も含まれ、國(guó)民の読解力の良し悪しはその國(guó)や民族の未來に直接影響するものといえる。第二次世界大戦後、日本は何度も法律の制定を重ね、國(guó)民の読書を促進(jìn)してきた。そして、日本の新聞の定期購(gòu)読者數(shù)や年間平均読書本數(shù)などは現(xiàn)在でも世界トップクラスであるものの、「読書をしない」人が現(xiàn)在増加傾向にある。

私は大學(xué)生の時(shí)、毎日學(xué)校とJR高田馬場(chǎng)駅間を歩いていた。その20分ほどの區(qū)間には何軒かの古本屋があった。しかし、今は書店の數(shù)もかなり減り、殘っている書店はさびれてラーメン屋や攜帯ショップなどの陰に埋もれている。日本の新聞や雑誌には今でも、著名な企業(yè)家おすすめの本を紹介するコーナーがある。つまり、多くの企業(yè)のトップは読書が好きであるということだ。しかし、そのような本を読んでいる人は今、少しずつ高齢化してきている。

今でも、経済的に比較的恵まれた家庭で育ち、名門大學(xué)に通う大學(xué)生が読書をしているという。彼らはアルバイトをしていない、もしくはアルバイトをしていても読書の時(shí)間をしっかりと確保している。一方、名門校ではない大學(xué)生の読書習(xí)慣は、名門校の大學(xué)生と比べると、明らかに劣る。彼らは、読書の習(xí)慣がなかったり、経済的な問題を抱えていたりする。特に、両親が學(xué)費(fèi)を全額払えない家庭の學(xué)生が、生活費(fèi)以外に、學(xué)費(fèi)の一部も自分で稼げなければならない。

日本では、今でも長(zhǎng)時(shí)間労働が問題となっている?,F(xiàn)役の労働者の中には、エネルギーに満ちあふれ、読書を楽しんでいる若者もいる。しかし、彼らは1日平均10時(shí)間以上働いている。今はパソコンを使った作業(yè)が増える一方で、目が疲れ、心身の調(diào)子を整える必要もあり、力仕事に比べると楽に見えるかもしれないが、実際はかなり疲労が増している。また、日本では晩婚、高齢出産が増え、自分の子供を育てながら、親の介護(hù)もしなければならないという若者も増えている。そのため、社會(huì)の中堅(jiān)層は全體的に疲れており、読書をする時(shí)間もなければ気力もない狀態(tài)になっている。

若者にとって、「読書」というと、國(guó)民の教育體系における読書と、自由な読書の2つのタイプがある。前者が減れば、國(guó)民教育の質(zhì)が下がり、後者が減れば、人格や良識(shí)の形成に悪影響を及ぼす。全體的な読書の時(shí)間が減れば、若者の包容力や想像力が育たない。その結(jié)果、民族全體の創(chuàng)造力が壊滅的な狀態(tài)になってしまう。

読書をしない日本人が増えている現(xiàn)象は、日本社會(huì)全體の変化を反映しており、現(xiàn)代世界の発展の流れとも関係がある。第二次世界大戦後、大學(xué)の數(shù)が増え、新入生の數(shù)も増えた。そして、大學(xué)と現(xiàn)代工業(yè)制度が歩調(diào)を合わせ、生産消費(fèi)社會(huì)の歯車となってきた。しかし、すべての人たちが大學(xué)に通うようになると、「大學(xué)生」のメリットがなくなる。大衆(zhòng)社會(huì)がエリート社會(huì)にとって代わるようになり、それが読書の習(xí)慣にも影響を與えている。

現(xiàn)在、日本の中堅(jiān)労働者は、ゲームやアニメ、映畫などの影響を受けて成長(zhǎng)した世代で、同世代にとっての「本」とは、アニメ、文字、音などを含む総合的な情報(bào)になっている。日本は漫畫大國(guó)で、娯楽の分野だけでなく、様々な専門分野の漫畫もあり、多くの若者は漫畫を通して知識(shí)を得ている。日本の知識(shí)人はもともと、読書の雰囲気に満ち満ちていた日本は、今後も「読書」をし続ける必要があるのか、「読書」の定義を拡大する必要があるかどうか、熟考中だ。技術(shù)革命や人類社會(huì)の構(gòu)造の変化により、人々の読書の歴史も変化を続けている?,F(xiàn)在、大學(xué)の外で起きている変化が、大學(xué)內(nèi)の教育スタイルを変えるよう促している。しかし、日本の教育機(jī)構(gòu)は、そのような変化の意味を真剣に考慮しておらず、準(zhǔn)備を怠っているように見える。(作者:日本杏林大學(xué)大學(xué)院教授?劉迪)(提供/人民網(wǎng)日本語版?編集/KN)

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