2012年1月27日、フランス紙ルモンドは、深刻な大気汚染が香港人の主要死因の1つになっていると伝えた。

【その他の寫(xiě)真】

九龍の旺角（モンコック）や香港島の銅鑼灣（コーズウェイベイ）などの人口密集地域では、2011年の大気汚染指數(shù)が過(guò)去最高を記録。1年間の5分の1に相當(dāng)する時(shí)間で、これまでの汚染指數(shù)の最高値を超える結(jié)果を示しており、大気汚染狀況は2005年の約5倍も悪化している。大気汚染に関する香港政府の規(guī)定は1987年に制定された「ゆるい」もので、25年間1度も見(jiàn)直されていない。このため主要な汚染物質(zhì)の香港基準(zhǔn)値は、WHO（世界保健機(jī)関）基準(zhǔn)では「危険」レベルに相當(dāng)する。

香港大學(xué)醫(yī)學(xué)院の統(tǒng)計(jì)によると、香港では毎年約3200人の死亡原因が大気汚染に関係している。同醫(yī)學(xué)院のアンソニー?ジョンソン?ヘドリー教授は「これは最も控えめな數(shù)字。短期間內(nèi)の大気汚染が健康に及ぼしたケースだけを報(bào)告対象にしており、長(zhǎng)期間の健康被害は除外している」と説明。実際の數(shù)字はこれを大きく上回ると話している。

香港政府は2009年に大気汚染指數(shù)基準(zhǔn)の見(jiàn)直しを?qū)g施すると発表したが、改正法案が議會(huì)に提出されたのはその2年後で、新基準(zhǔn)の実施は2014年になる見(jiàn)込み。NGO（非政府組織）は香港政府のこうした消極的ともいえる態(tài)度について「新空港や鉄道などの大規(guī)模な建設(shè)計(jì)畫(huà)を?qū)g行するための時(shí)間稼ぎ」と厳しく批判している。（翻訳?編集/本郷）