2012年1月31日、中國(guó)春節(jié)連休は終わり、多くの人が仕事に復(fù)帰したが、予算を大幅にオーバーしてしまい心を痛めている人も少なくない。その中には、自殺まで試みるほど、新たな社會(huì)問(wèn)題となっている。網(wǎng)易ネットが伝えた。

【その他の寫(xiě)真】

中國(guó)の春節(jié)は、年配者に対して長(zhǎng)壽を祝う言葉を述べ、親戚宅を訪問(wèn)したり、お世話になった人にお禮をしたり、親孝行にお年玉などをあげる習(xí)慣がある。本來(lái)なら家族団らんで過(guò)ごす祝祭日になるはずが、巨額の出費(fèi)に苦しんでいる人が増え、場(chǎng)合によっては心理治療を受ける必要もあるという。

遼寧省瀋陽(yáng)市在住の若い奧さんが、春節(jié)赤字出費(fèi)のショックが大きくて自殺を試みたという。親孝行に、親戚へのプレゼントに、姪たちのお年玉まで、彼女なりに予算はあったが、実際の出費(fèi)は、なんと夫婦4カ月分の給料の2萬(wàn)元（約24萬(wàn)円）も使い、家計(jì)に落ち込んでいる奧さんに対して、ご主人の「春節(jié)だからいいじゃないか。ケチケチしないで、お金は使うために稼ぐんだから」との一言が導(dǎo)火線になり夫婦喧嘩に発展した。不安や後悔に悔しさなどいろんな複雑な感情が混ざり込み、職場(chǎng)での競(jìng)爭(zhēng)まで考えると冷靜にいられずつい安定片（睡眠薬の一種）を60粒も呑み込んだそうだ。幸い、速く発見(jiàn)され、命に別條はなかった。

瀋陽(yáng)市精神衛(wèi)生センター心理専門醫(yī)の劉長(zhǎng)輝（リウ?チャンフイ）氏によると、一年苦労して貯金したお金が底をつくことにストレスを感じ「年越し恐怖癥」に陥るという。この癥狀で春節(jié)期間中に心理治療を受けた人は數(shù)十人もおり、そのうち22人は入院治療を受けたという。（翻訳?編集/kurenai）