中國メディアの観察者網(wǎng)は4日、中國メディアに対する米國の強(qiáng)硬姿勢(shì)に、中國紙?環(huán)球時(shí)報(bào)の胡錫進(jìn)（フー?シージン）編集長が「猛烈な報(bào)復(fù)」を予告したことを報(bào)じた。

記事は、米國土安全保障省が5月8日に発表した新規(guī)定について、「中國メディアの記者をターゲットとするビザ政策の引き締めだ。滯在日數(shù)は90日間に制限されるが、延長の申請(qǐng)はできる」と説明。その上で、米國が設(shè)定した期限（今月6日）まで殘りわずかとなる中、胡氏が中國版ツイッター?微博（ウェイボー）に「報(bào)復(fù)」と書き込んだことを伝えた。

胡氏は3日夜、「米國はビザの有効期間延長を認(rèn)めないことで中國人記者が米國から離れざるを得ない狀況をつくりだすのだろう。私が知るところでは、中國側(cè)の記者はすべて米國の要求に基づいて申請(qǐng)を出したが認(rèn)められた人は1人もいない」と投稿。さらに、「ワシントンは何がしたいのか。米政府の一連の中國押さえつけは人々の対米認(rèn)識(shí)の下限を絶えず刷新している。中國側(cè)が座視することはなく、必ず正當(dāng)な回答があるはずだ」と述べ、「ワシントンにはよく考えてもらいたい。大勢(shì)の米國人記者が中國で何年も暮らし、香港にも數(shù)百人の記者がいるのだ。中米メディア戦がエスカレートして誰が苦しむかは明らかだ」と訴えた。

そして4日は「私の知るところ」と前置きした上で、「中國側(cè)は米國が今に至るまで期間延長を拒否していることを鑑み、米國からの全記者追い出しという最悪の結(jié)果への用意はできている」と指摘。猛烈な報(bào)復(fù)が行われる見通しであることも明らかにした。

記事は「事実、米政府は中國メディアの在米機(jī)関や人員の正常な報(bào)道活動(dòng)にいわれのない制限をかけている」とし、中國外交部の報(bào)道官が過去に「強(qiáng)烈な不満と斷固とした反対」「米側(cè)が過ちを直ちに是正しない場合のやむを得ない対抗措置」を表明していることを指摘した。（翻訳?編集/野谷）