2018年3月20日、米華字メディア?多維新聞は、知日派で知られる中國の王毅（ワン?イー）外相が、國務(wù)委員という新たな肩書きを攜えて日本を訪れることになると報(bào)じた。

記事は「このほど留任が決定した中國の李克強(qiáng)（リー?カーチアン）首相が5月に日本訪問することで各方面が一致したことを受け、國務(wù)委員に昇格した王外相がこれに先立って訪日し、李首相の訪日に向けた道を整えることになった。4月を軸に具體的な訪問日程を調(diào)整中だ」と伝えている。

そして、日本メディアの報(bào)道として、王氏が訪日中に河野太郎外相、谷內(nèi)正太郎國家安全保障局長と會(huì)談を行う予定であり、王氏の訪日には日中間の戦略的パートナーシップ強(qiáng)化に向けた環(huán)境づくりをさらに進(jìn)める狙いもあるという情報(bào)を紹介した。

記事は「國務(wù)委員は副首相級(jí)の権限を持つ中國高官の職位。駐日大使の経験を持つ王氏が國務(wù)院に昇格したことについて、日本政府関係者からは習(xí)近平（シー?ジンピン）國家主席による対日重視政策の現(xiàn)れとして歓迎の聲が出ている」と伝えた。

李首相は20日、全國人民代表大會(huì)閉幕後の記者會(huì)見で「今年上半期は日中韓首脳會(huì)談に出席し、日本を公式訪問することを前向きに考えたい」と発言している。記事は「中國は今年1月より、王氏を日本に派遣して李首相訪日に向けた地ならしをすることを日本に打診していた」との情報(bào)も併せて紹介している。（翻訳?編集/川尻）