2018年3月21日、観察者網(wǎng)によると、米カリフォルニア州の中學(xué)校が名稱を「ヤマモト」に変更することに対し、中國(guó)系住民が反発している。

記事は、米紙サンノゼ?マーキュリー?ニュースの20日付報(bào)道を引用し「先日、同州パロアルトにある全米トップクラスの中學(xué)校で『ヤマモト』と改稱する計(jì)畫が出された」と紹介。これは、1936年に現(xiàn)地の中學(xué)校を卒業(yè)し、第2次大戦中に日系人キャンプに収容された後、米軍に加入して活躍したフレッド?ヤマモト氏を記念するものだというが、この動(dòng)きに一部中國(guó)系住民から「真珠灣攻撃を指示した山本五十六?舊日本海軍連合艦隊(duì)司令長(zhǎng)官を想起させる」として反対の聲が出ているという。

記事によると、反対者の請(qǐng)願(yuàn)書には「『ヤマモト』と聞くと、多くの人があの艦隊(duì)司令官を真っ先に想起する」「現(xiàn)地のアジア系住民を傷つける可能性がある」などと書かれており、19日早朝に請(qǐng)願(yuàn)書が発表されてから14時(shí)間以內(nèi)に750件を超える署名が集まったとのこと。

反対派からは「?jìng)€(gè)人名を?qū)W校の名前に使用すべきではない。當(dāng)代では偉人であっても、後世ではどう見(jiàn)られるか分からない」「學(xué)校に『ヤマモト』という名を付けるのは、ユダヤ人學(xué)校に『アドルフ?ヒトラー』あるいはそれと同じ姓や名を持つ名前を付けるのと同じこと」「本當(dāng)に改名するなら、子どもを転校させる」との聲が出ているという。

一方で「改名への反対は中國(guó)系住民の小さな団體が誘導(dǎo)するもの。とても一般的な日本の姓に対し、固有の民族主義的立場(chǎng)を持っている」「自分は日本人を見(jiàn)ても真珠灣を想起しないし、多くの米國(guó)民もそうだと思う。地元でこんな民族主義を容認(rèn)するとは驚きだ」など、中國(guó)系住民らの主張に反発する聲も出ているようだ。

現(xiàn)地では19日に約30人の住民からなる學(xué)校解明諮問(wèn)委員會(huì)が開(kāi)かれ、そこで出た意見(jiàn)が學(xué)校に伝えられたとのこと。中學(xué)校の新しい名前は今月27日に発表されるという。（翻訳?編集/川尻）