2018年3月22日、仏RFIの中國語版サイトは、「トランプ米大統(tǒng)領(lǐng)の中國の習近平（シー?ジンピン）國家主席への対応は奇妙だ」とする記事を掲載した。

記事はまず「トランプ氏の対中政策は、米歴代大統(tǒng)領(lǐng)の中で最も個性的なものの一つだ」とし、あらゆるレベルの米政府當局者が臺灣を訪問し、臺灣當局者と會談することや、米國を訪問する臺灣高官個人の尊厳を尊重する形での受け入れを認める「臺灣旅行法」への署名や、貿(mào)易分野における中國への開戦、さらには習氏の國家主席再選に対する「その他の方式」による祝意から、トランプ氏の特色が透けて見えると指摘した。

記事は、トランプ氏の政策決定スタイルについて「わがまま、予測不能、移り気などの言葉で強調(diào)される」などの分析があるとした上で、その典型例が、大統(tǒng)領(lǐng)が最近署名した「臺灣旅行法」だとした。記事は「この法案が成立するまでは、トランプ氏が、米中臺のトライアングルに大きな影響を與え、中國との関係を損なうことが明白なこの法案に署名するとは想像できなかった。だがトランプ氏はためらうことなくそれに署名した」と指摘?！概_灣旅行法」成立後、米國務省のアレックス?ウォン次官補代理が臺灣を訪問したことを受け、中國外交部の華春瑩（ホア?チュンイン）報道官が21日、「臺灣旅行法」に斷固反対し、米國側(cè)に厳重抗議したことを紹介した。

記事は続けて、トランプ氏が、中國による米國技術(shù)の竊盜を阻止することを目的に、中國からの輸入品に対する関稅措置を発表する方針であることを伝えた。中國のハイテク業(yè)界が対象になるとする指摘が出ており、中國の対米投資をめぐる規(guī)制が盛り込まれる可能性もあるという。記事は、中國からの報復措置も當然見込まれると伝えている。

記事はさらに、「習主席が國家主席に再選され、國家主席の任期を事実上撤廃する憲法改正案が全國人民代表大會で承認された後、トランプ氏がなかなか習氏に祝電を送らなかったことは、前任者のやり方と異なる」と指摘した。北朝鮮の金正恩（キム?ジョンウン）氏は再選の決まった習氏に即座に祝電を送り、中國國営新華社通信が各國の元首?首脳からの祝電を紹介する記事で、北朝鮮を一番先に挙げた一方で、トランプ氏については21日になって新華社通信が「米國のトランプ大統(tǒng)領(lǐng)がその他の方式で習近平主席に祝意を示した」と記事の最後で挙げたとし、「その他の方式による祝意とは奇妙だ」などと論じた。（翻訳?編集/柳川）