2012年2月2日、米紙ワシントン?ポストに、Leo． A．Orleansと名乗る読者からの投書が掲載された。3日付で環(huán)球時報が伝えた。

【その他の寫真】

この投書は、「先日、オバマ大統(tǒng)領(lǐng)が行ったフィリピンでの軍備増強は、南シナ海領(lǐng)有権爭いで中國に対する強烈なアピールになったことは間違いないが、米國は中國が國內(nèi)案件を優(yōu)先させているという事実を忘れており、中國の軍事脅威を意識し過ぎだ」と指摘する。軍備拡大は地域の安定を損なうばかりか、米中間の不要な政治摩擦をも引き起こすと強調(diào)する。

米中両國間の友好関係は、あらゆる國家の利益と一致しているものの「われわれは、中國が就業(yè)、環(huán)境、政治腐敗、教育などの國內(nèi)問題を優(yōu)先させていることを見落としている」と指摘。さらに、現(xiàn)在の國際社會において、強大な軍事力をもたない國は主要大國として受け入れられないとして、中國は確かに“うっとうしい”が、米國は久しく欠乏していたプライドを誇示するために中國を攻撃する必要はなく、これにより中國が東南アジアおよびその他の地域で軍事的脅威を及ぼすことになったと指摘する。

最後に、同氏は「軍備拡大は地域の安定をもたらさず、米中間の経済問題も解決しないどころか、両國間に不要な政治摩擦を引き起こす可能性がある」と警鐘を鳴らしている。（翻訳?編集/中原）