2018年3月22日、臺(tái)灣メディア?聯(lián)合報(bào)によると、臺(tái)北の立法院周辺で行われていた市民団體などによるデモ行進(jìn)に、旭日旗のステッカーを貼り付けたバイクが突入を試み、デモ參加者に取り込まれるトラブルが起きた。

記事によると、國(guó)民黨支持派の市民団體である藍(lán)天行動(dòng)連盟や、中國(guó)本土との統(tǒng)一を目指す中華統(tǒng)一促進(jìn)黨などのメンバーが22日、立法院への抗議活動(dòng)中に転落して死亡した退役將校の追悼式後に立法院周辺に集結(jié)してデモ行進(jìn)を開(kāi)始。午後3時(shí)20分ごろに旭日旗がデザインされた服裝に、ヘルメットや車(chē)體に旭日旗のステッカーを張り付けたライダーが突然アクセルをふかしてデモ行進(jìn)の列に向かってバイクを進(jìn)めようとした。

これを発見(jiàn)したデモ參加者らは「故意に隊(duì)列に突っ込んで來(lái)る」と思い、すぐにライダーを取り囲むと大聲で激しくののしったほか、衣服を引っ張る、バイクを蹴る、ヘルメットを激しくたたくなどの行為に及んだ。警備していた警察官が現(xiàn)場(chǎng)に駆けつけて群衆(zhòng)を抑えると、人だかりの中からライダーを引っ張り出し、道路の反対側(cè)へと誘導(dǎo)し事態(tài)は沈靜化した。

臺(tái)灣のテレビ局TVBSによると、デモ參加者らはライダーに対して「あいつは日本人だ、殺せ」などと叫んでいたという。また、デモ行進(jìn)の現(xiàn)場(chǎng)について「統(tǒng)一促進(jìn)黨のメンバーが五星旗（中華人民共和國(guó)の國(guó)旗）を掲げたことで藍(lán)天行動(dòng)連盟メンバーが不満を抱き、雙方が激しくもみ合った」とも報(bào)じており、現(xiàn)場(chǎng)には険悪なムードが漂っていたようだ。なお、ライダーが故意に隊(duì)列に突っ込もうとしたのかについては、明らかになっていない。（翻訳?編集/川尻）