2018年3月22日、米華字メディア?多維新聞によると、中國(guó)政府系メディアは社説で軍事的衝突による臺(tái)灣統(tǒng)一の可能性に觸れた。

アレックス?ウォン米國(guó)務(wù)次官補(bǔ)代理が22日、臺(tái)灣を訪問(wèn)した。米國(guó)で「臺(tái)灣旅行法」が成立して以降初となる米高官の臺(tái)灣訪問(wèn)となった。記事は、「米國(guó)は中國(guó)本土の出方をうかがっており、今後さらに格上の高官を臺(tái)灣に派遣するか、臺(tái)灣の高官を米國(guó)に招く可能性がある」との分析が出ているとした上で、中國(guó)紙?環(huán)球時(shí)報(bào)の22日付社説を紹介した。

社説では「中國(guó)政府が靜観していれば、米國(guó)の狙いは不発に終わるかもしれない。しかし米政府がこれに懲りず、國(guó)務(wù)長(zhǎng)官や國(guó)防長(zhǎng)官を臺(tái)灣に送る、さらには米臺(tái)首脳會(huì)談をやらかす可能性さえある。そして、今回の動(dòng)きは他國(guó)がまねをするという副作用も生みかねない。わが國(guó)が米政府による『臺(tái)灣旅行法』に反発するのは當(dāng)然の流れだ」とし、中國(guó)政府が取るべき「3つの行動(dòng)」を提示した。

第1は、訪臺(tái)した米高官を、その任期中は中國(guó)本土に招かないこと。第2は、米中協(xié)力や國(guó)際問(wèn)題において米國(guó)に面倒を起こさせ、痛みを感じさせること?！赋r半島やイランの問(wèn)題で米國(guó)との協(xié)力を減らし、圧力をかける。國(guó)連などの國(guó)際舞臺(tái)を使ってもいい」としている。第3は、臺(tái)灣當(dāng)局への圧力強(qiáng)化?！概_(tái)灣と『國(guó)交』を持つ國(guó)を速やかにゼロにする」としている。

さらに社説は「臺(tái)灣への軍事的圧力を強(qiáng)め、臺(tái)灣海峽地域での直接的な軍事摩擦の準(zhǔn)備をしっかりすること」を提案。「平和による臺(tái)灣獨(dú)立阻止にかかる総合的なコストは、武力で臺(tái)灣を奪取した時(shí)に生じる短期的な損失より大きい。平和統(tǒng)一が和やかで愉快なプロセスだと思っているならば、それは勘違いだ。平和統(tǒng)一の道ではアメよりムチの方が重要なのだ」とし、武力衝突も辭さない姿勢(shì)を示した。（翻訳?編集/川尻）