2012年2月1日、米非営利団體の世界高級品協(xié)會（WLA）が発表した最新のデータによると、春節(jié)期間中國人の國外高級品消費額の累計は72億ドルに達(dá)した。中國経済新聞ネットが伝えた。

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消費額は前年同期比28．57％増加。予測の57億ドルを大きく上回り、記録を更新した。2011年と10年の春節(jié)での海外高級品消費額はそれぞれ56億ドルと49億ドルだった。

データ発表後の反響は大きく、ネットでは「良心のかけらも感じられない」「そんなに歐米品が好きか」など、海外で消費することに対し理解できないとの意見が多く見られた。

現(xiàn)在の中國國內(nèi)の消費低迷と國の內(nèi)需拡大への努力を考えると、國外での高級品消費が増加する現(xiàn)象に対し不満を抱くのも分からなくもないが、國外でお金を使う金持ちの彼らにもそれなりの理由がある。

同協(xié)會の調(diào)査によると、中國人は休日の國外高級品消費者の中で最も購買力を持つ団體になったという。また、國外で高級品を購入する理由について、72％の人が「國外の価格のほうがお得だから」、69％の人が「國外のデザインの方が豊富なため」、45％の人が「原産國で現(xiàn)地のサービスを受けたいから」と答えた。

香港?マカオ?臺灣での高級品消費の持続は、安定した供給が大きく関係しているという。また、世界各國の主要百貨店では、中國本土の消費者を呼び寄せるべく、中國色に染まり、歓迎ムードが漂っている。中には中國語ができるスタッフを雇用し、行き屆いたサービスで中國人消費者を迎えるところもある。中國人は今や多くの國で消費の主役になっている。

中國人消費者が國外で気前よく大金を使うのには、価格や質(zhì)、サービスの面で國內(nèi)と國外の大きな差が原因の1つである。

國外に出る旅行客は富裕層が多く、消費も高級品が多い。そのため、海外での消費狀況から國內(nèi)の一般大衆(zhòng)の消費能力を判斷すべきではない。

しかし、內(nèi)需を拡大する場合、國內(nèi)で供給する物の品質(zhì)やデザイン、価格面で國外との差が重要であり、國外との差を埋め、購買力の流失及び軽減を防ぐ必要がある。

だが殘念なことにこの方面での動きは少ない。高級品関稅1つにしても、長いこと減稅を要求しているが、関連部門の利益に影響するため、いまだに実現(xiàn)していない。さらに劣悪品は根絶されておらず、文化については語るまでもない。

高級品購買力の流失に対しては、傍観するのではなく、再確認(rèn)が必要だ。再確認(rèn)後に有効策を積極的に打ち出し、購買力の回帰を促すべきである。そうでないと、おそらく來年も國外消費額は記録を更新してしまうだろう。（翻訳?編集/內(nèi)山）