人民網(wǎng)日本語(yǔ)版 2018年3月23日(金) 16時(shí)20分
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中國(guó)は李克強(qiáng)首相は日中関係に関する質(zhì)問(wèn)に答えた際、「私は日中関係改善の勢(shì)いが続く現(xiàn)狀において、今年上半期に行われる日中韓サミットの開(kāi)催にあわせて日本を公式訪問(wèn)することを前向きに検討したい」と明言した。資料寫(xiě)真。
中國(guó)は李克強(qiáng)(リー?カーチアン)首相は20日、第13期全人代第1回會(huì)議閉幕後の記者會(huì)見(jiàn)で、日中関係に関する質(zhì)問(wèn)に答えた際、「私は日中関係改善の勢(shì)いが続く現(xiàn)狀において、今年上半期に行われる日中韓サミットの開(kāi)催にあわせて日本を公式訪問(wèn)することを前向きに検討したい」と明言した。(文:厖中鵬?中國(guó)社會(huì)科學(xué)院日本研究所副研究員)
だが李首相は「日中関係の改善にはそのムードだけでなく、見(jiàn)識(shí)の高さと揺るぎなさが必要となる。日中両國(guó)の指導(dǎo)者が相互訪問(wèn)することは日中関係を正常な狀態(tài)に立ち戻らせることに役立つが、それ以上に重要なのはやはり日中関係の基礎(chǔ)をしっかり固めること」とし、「日中平和友好條約締結(jié)から今年で40周年。日中平和友好條約を始めとする日中間の4つの基本文書(shū)の精神と共通認(rèn)識(shí)を遵守し、堅(jiān)持すべきだ」とした。そして最後に「日中両國(guó)の関係が小春日和のような改善を見(jiàn)せているというならば、いかにして三寒四溫のような変化を防ぐかを考えるべきだ。日中関係を持続した安定の方向へ発展させる必要がある。中國(guó)は日本側(cè)に期待している」と指摘した。
今年に入ってから、日中関係には積極的な好転?発展の勢(shì)いが確かに生じている。1月下旬に河野太郎外相が中國(guó)を公式訪問(wèn)し、安倍晉三首相も中國(guó)に積極的なメッセージを発している。日中関係がこうした改善の勢(shì)いやムードを持続できれば、日中関係の長(zhǎng)期的で順調(diào)な発展にプラスとなることは間違いない。
だが、日中関係の基礎(chǔ)を固めるには、李首相が指摘したように日中関係を「1回限りの取引」にするわけにはいかず、「小春日和」が生じると同時(shí)に、「寒の戻り」を防ぐことが特に必要となってくる。
第1に、日本の右翼勢(shì)力が歴史や領(lǐng)有権、臺(tái)灣問(wèn)題など日中関係の発展の基礎(chǔ)に関わる敏感な問(wèn)題において、よからぬ動(dòng)きをすることを引き続き防いでいくべき點(diǎn)。歴史や領(lǐng)有権、臺(tái)灣問(wèn)題などは日中関係の発展において高度に敏感な問(wèn)題であり、もし日本が日中関係改善の意思を示す一方で、歴史や領(lǐng)有権、臺(tái)灣問(wèn)題などで度々「小細(xì)工」を弄するようなこうした「裏表のあるやり方」または「裏表のある外交」が日中関係を深く前進(jìn)させるとは言い難い。
第2に、相互信頼を維持していくこと。中國(guó)の積極的に高まりを見(jiàn)せる総合的な國(guó)力に対して、まず日本が信頼し、認(rèn)め、疑念も懸念も焦りも抱かず、平和的な心情を示し、中日の國(guó)力の消長(zhǎng)と変化を平常心で客観的に、妥當(dāng)かつ公正な心理で受け止めることがその鍵となる。日本側(cè)は中國(guó)の発展とその拡大が「人類運(yùn)命共同體の構(gòu)築」を目的としており、かつての覇権を爭(zhēng)い、覇権を唱え、勢(shì)力範(fàn)囲を獲得し、陣営を分かち、さらには軍事衝突を引き起こすといった歴史上の大國(guó)臺(tái)頭の「古いパターン」とは異なることを認(rèn)識(shí)すべきであり、中國(guó)の発展とその拡大は地域と世界により多くの平和?安定?成長(zhǎng)と「プラスのエネルギー」をもたらすものであることを認(rèn)識(shí)すべきだ。また、中國(guó)の発展とその拡大は日中両國(guó)の発展と平和友好関係の深化を後押しする力を増すのみであることを認(rèn)識(shí)すべきであり、中國(guó)の発展とその拡大は、同時(shí)に日本側(cè)の発展に一層のチャンスをもたらし得るものであり、日本のさらなる発展を損なうことはあり得ず、日本の発展に脅威や危険をもたらすこともあり得ないことを認(rèn)識(shí)すべきだ。
第3に、両國(guó)関係の前向きな発展を後押しする積極的要素を探し、見(jiàn)つけることに長(zhǎng)けること。日中友好の基礎(chǔ)は民間にあり、かつての日中國(guó)交正?;悉蓼丹恕竾?guó)民が政府を促した」結(jié)果だった。現(xiàn)在、日中間では一般市民の往來(lái)がすでに活発化している。とりわけ毎年數(shù)多くの中國(guó)人観光客が日本を訪れ、日本の観光業(yè)に極めて大きな収益をもたらし、日本の景気回復(fù)を客観的に後押ししてもいる。ここ數(shù)年、中國(guó)人観光客は日本の経済と社會(huì)の発展に「ボーナス」をもたらしている。単純にその人數(shù)を見(jiàn)ても、2015年の訪日外國(guó)人観光客延べ1974萬(wàn)人のうち、中國(guó)人観光客は延べ500萬(wàn)人に達(dá)し、全體の4分の1を占めている。消費(fèi)額を見(jiàn)ると、3兆5000億円中1兆4800億円で、全體の40%を占めている。
第4に、日本側(cè)が外交面で日中関係の「安定した長(zhǎng)期的発展」を推し進(jìn)める戦略的な見(jiàn)識(shí)の高さと計(jì)畫(huà)を持つこと。近年、日中関係が戦略の立て直しができなかった重要な原因は、やはり日本側(cè)の「近視眼的」外交戦略にある。日本側(cè)は日中関係の発展を戦略的?長(zhǎng)期的視點(diǎn)から見(jiàn)極めることができず、日米同盟の枠組に限定または拘泥してきた。今後もし日中関係の深く前向きな発展を順調(diào)に推し進(jìn)めたいと望むなら、日本は外交戦略?計(jì)畫(huà)においてさらに努力を重ね、より高く、より長(zhǎng)期的な観點(diǎn)から日中関係を見(jiàn)る必要がある。目先のみに留まってはならないし、ましてや日中関係を「あってもなくてもよい」大して重要ではない事とみなしてはならない。日本が日米同盟の「型」を脫する勇気を出し、外交面で見(jiàn)識(shí)の高い行動(dòng)を取ることこそが、日中関係の深化?拡大にとって有効な対策となるだろう。
今年は日中平和友好條約締結(jié)40周年にあたる重要な年。日本は得難い機(jī)會(huì)を大切にし、しっかりと捉え、敏感な問(wèn)題で言行を慎み、敏感な問(wèn)題の発生を効果的にコントロールし、抑制し、誠(chéng)実に中國(guó)側(cè)と同じ方向に向かい、今年を日中関係の持続的改善のチャンスの年、日中関係立て直しの戦略の年とすべきだ。(提供/人民網(wǎng)日本語(yǔ)版?編集/NA)
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