2012年2月4日、山東省済南市の●（＝「足」に「包」）馬嶺（パオマーリン）サファリパークでバスがトラに襲撃され、乗客27名が一時(shí)エリア內(nèi)に閉じ込められた。山東テレビのニュース番組「民生直通車」が報(bào)じた。

【その他の寫真】

事件が起こったのはサファリパークのベンガルトラのエリア。園內(nèi)のトラ7?8頭が乗客を乗せたバスを取り囲んでタイヤやワイパーに噛み付き、フロントガラスを體當(dāng)たりで破壊、運(yùn)転手が手に怪我を負(fù)った。エリア內(nèi)は攜帯電話が圏外で、職員も食事のために持ち場(chǎng)を離れており、バスは監(jiān)視カメラで発見(jiàn)されるまでの約20分間閉じ込められていた

乗客が乗っていたのは防護(hù)設(shè)備のない普通の観光バスで、乗車前に危険を感じた乗客の一人が別のバスに乗せるよう求めたが、防護(hù)設(shè)備のついたバスがあるにもかかわらず、園側(cè)は同意しなかったという。

乗客は「トラは腹が減っていたのか、目についた物に手當(dāng)たりしだい噛み付いていた。タイヤは4本ともパンクして、出口の扉も開(kāi)かないので、運(yùn)転手はトラをやり過(guò)ごそうと行ったり來(lái)たりを繰り返していた」「タイヤに噛み付いたトラの歯が折れて、口が血だらけになっていた。子供は泣きわめくし、トラはバスを取り囲むし、車內(nèi)はパニック狀態(tài)で悲鳴が上がっていた。20分後にやっと扉が開(kāi)いて、ようやく『虎口』を脫出できたよ」と、當(dāng)時(shí)の狀況を語(yǔ)った。

園側(cè)は入場(chǎng)料を返還して補(bǔ)償金を支払ったという。支払い金額は明らかにされていない。（翻訳?編集/岡本悠馬）