2012年2月6日、人民網(wǎng)日本語版によると、2011?2012年度中國人消費(fèi)行為調(diào)査の結(jié)果が4日に北京で発表された。この調(diào)査は清華大學(xué)メディア調(diào)査実験室とオピニオン誌「小康」が共同で行ったもの。法制晩報(bào)が伝えた。

【その他の寫真】

調(diào)査によると、有効回答1035件のうち、6割以上がぜいたく品の消費(fèi)で3萬元（約36萬円）以下の予算は受け入れ可能と回答し、5割がぜいたく品を購入するために通常の生活費(fèi)を削ってもよいと回答した。

2012年には中國ぜいたく品市場の規(guī)模が日本を抜き、中國は世界最大のぜいたく品貿(mào)易?消費(fèi)センターになることが予想される。

同調(diào)査の主な結(jié)果は次の通り。

▽3萬元以下のぜいたく品はOK 60％

今回の調(diào)査で回答者の83．5％が「ぜいたく品を購入したことがない」と答え、84．1％が「2011年にはぜいたく品購入の支出はなかった」と答えた。

だが「今後12カ月以內(nèi)にぜいたく品消費(fèi)にいくら使うつもりか」をたずねたところ、64．6％が「ぜいたく品購入で3萬元以下の予算は受け入れ可能」と答えた。

また51．9％が「ぜいたく品を購入するために通常の生活費(fèi)を削ってもよい」と回答。こうした結(jié)果は貯金を好む中國人の習(xí)慣と一致しないものであることは明らかだ。

ぜいたく品ブランドをどれくらい知っているかたずねたところ、上位5省?自治區(qū)?直轄市は次の通りだった。

上海市 27．1ブランド

北京市 25．0ブランド

遼寧省 22．7ブランド

重慶市 21．6ブランド

天津市 21．5ブランド

中國人消費(fèi)者がぜいたく品を購入する主な理由の上位5位は次の通り。

1位：富、地位、個(gè)性を表すから 39．8％

2位：ぜいたく品は品質(zhì)がより確かだと信じられるから 34．5％

3位：自信が高まるから 26．3％

4位：ぜいたく品ブランドの獨(dú)特の文化に魅力を感じるから 23．4％

5位：ぜいたく品はデザインがより優(yōu)れていると思うから 21．6％

今年は中國の「超ぜいたく元年」？

2011年6月、世界最大のぜいたく品関連機(jī)関である世界高級品協(xié)會（WLA）は、「世界ぜいたく品協(xié)會2011年公式報(bào)告青書」を発表し、中國人のぜいたく品消費(fèi)の力強(qiáng)いパワーを考えると、2012年には中國のぜいたく品市場規(guī)模が2011年の107億ドルから146億ドルに増加し、中國は日本を抜いて世界最大のぜいたく品貿(mào)易?消費(fèi)センターになることが予想されるとの見方を示した。

中國人のぜいたく品への意欲が低下しなければ、2012年に中國は「超ぜいたく元年」を迎え、「超ぜいたく時(shí)代」に突入する見込みという。（編集/TF）