Record China 2018年3月25日(日) 15時10分
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中國メディアの新浪網(wǎng)は23日、自國で開発された殲−31(J−31)戦闘機(jī)について、本國でも相手にされず、國外でも購入に向けた動きがないのは機(jī)體そのものに問題があるからとの見方を示す文章を掲載した。資料寫真。
中國メディアの新浪網(wǎng)は23日、自國で開発された殲?31(J?31)戦闘機(jī)について、本國でも相手にされず、國外でも購入に向けた動きがないのは機(jī)體そのものに問題があるからとの見方を示す文章を掲載した。
J?31は瀋陽飛機(jī)工業(yè)集団が自己資金で開発したエンジン2発のジェット戦闘機(jī)で、すでに実戦配備が始まっているJ?20に続く、中國として2番目のステルス戦闘機(jī)とされている。國外への売り込みを重視した機(jī)體とされ、輸出モデルとしてはFC?35と呼ばれる場合もある。
新浪網(wǎng)の記事は、J?31について自國軍が改良に參與した情報もなく、國際市場においてもJ?31に対する関心が持たれていないと説明。「成功したプロジェクト」という狀態(tài)には、大きな距離があると論じた。
戦闘機(jī)の開発と生産をビジネスとして成立させるには、機(jī)體そのものやエンジンの性能や信頼性、価格面、供給體制の安定性など、いくつもの壁を突破せねばならない。中國はジェットエンジンの開発で遅れており、他國が中國製軍用機(jī)を購入する場合には、性能面にも信頼性にも問題がある中國製エンジンを同時に購入するか、中國の軍用機(jī)が搭載を念頭に置いているロシア製エンジンを別途購入するかという問題が伴う。
中國がこれまで開発にかかわり、輸出に成功した戦闘機(jī)としてはFC?1がある。同機(jī)は中國とパキスタンの共同開発とされているが、パキスタンは自國で運(yùn)用する米國製のF?16から得た情報を提供する形で參畫し、開発の主要部分を擔(dān)當(dāng)したのは中國側(cè)とされる。
中國とパキスタンは「盟友」とも言える極めて親密な関係だ。両國ともインドと戦火を交えた経験と、現(xiàn)在も対峙(たいじ)し続ける狀況があり、インドに対抗するために手を握ったとの経緯がある。そのため、J?31の輸出先として最も期待できるのはパキスタンとの見方があった。
しかし記事は、パキスタンのテストパイロットが2014年の珠海航空ショーでJ?31を操縦した後に、極めて否定的なコメントをしたと紹介。操縦した感覚について「NO」を8回も繰り返し、パキスタン軍の購入の可能性についての質(zhì)問に対しては、J?31を「今後も見守る」と答えたという。記事は、「見守る」との言い方は外交辭令にすぎず、実際には「眼中にない」とする意思表明と評した。
J?31は、2015年の珠海航空ショーで披露した際に、エンジンが「盛大な黒煙」を噴出したことも話題になった。軍事ウオッチャーらの見方は分かれたが、「問題があるのはエンジンに限定される」との意見も強(qiáng)かった。
しかし新浪網(wǎng)の記事は、パキスタンのテストパイロットの発言や米國における過去の戦闘機(jī)開発を根拠に、機(jī)體そのものの性能に問題があるとして「新型エンジン開発だけで解決できる問題では、絶対にない」と論じた。(翻訳?編集/如月隼人)
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