2018年3月26日、中國(guó)網(wǎng)によると、湖北省武漢市にある武漢大學(xué)のキャンパスには歴史的な建造物と見(jiàn)事な桜並木があり、毎年春には多くの人が見(jiàn)物に訪れるが、ここには知られざる歴史秘話があるという。

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ここ最近、メッセンジャーサービス?微信（ウィーチャット）のユーザーグループで、武漢大學(xué)の建物がどのように戦火を免れたか、桜並木がどのように植えられたのかに関する記事が話題を呼んでいる。

1938年4月、戦火が激しくなり、武漢大學(xué)は四川省楽山市へ疎開(kāi)することになったが、當(dāng)時(shí)の學(xué)長(zhǎng)らは若手教員の湯商皓（タン?シャンハオ）さんと、その妻で日本人の鈴木光子さんに大學(xué)の保護(hù)を頼んだという。

10月に武漢市は日本軍に占領(lǐng)され、大學(xué)も軍に接収。夫妻は様変わりした市內(nèi)に設(shè)けられた検問(wèn)をいくつもくぐり抜け、軍の指揮官に談判。大學(xué)を荒廃させないように説得した。その後、戦闘部隊(duì)は郊外へ移動(dòng)され、大學(xué)は司令部の後方基地となり、教室には兵士に向けて日本語(yǔ)の注意書(shū)きも掲示されるようになったという。

2人に応対した軍の指揮官は大學(xué)の保護(hù)を約束するとともに、「キャンパスを箱根のような風(fēng)光明媚な文化地區(qū)にしたい」と話し、日本から桜の木を運(yùn)び入れ、植えることが決まったそうだ。桜は日本の國(guó)花だが、中國(guó)の國(guó)花は梅。そこで湯さんは桜とともに、中國(guó)人に人気の梅も一緒に植えてはどうかと提案したが、これは実現(xiàn)には至らなかったという。

その後も夫妻は武漢市にとどまりキャンパスの保護(hù)と見(jiàn)回りを続けたが、45年の終戦で湯さんは臺(tái)灣へ。妻の光子さんは日僑となり、やがて日本へ引き揚(yáng)げたが、夫とは生き別れのまま1年もたたず34歳で亡くなってしまったという。（翻訳?編集/岡田）