2012年2月5日、英紙フィナンシャル?タイムズは「中國(guó)警察は騒亂を鎮(zhèn)める力が不足している」と題した記事を掲載した。9日付で環(huán)球時(shí)報(bào)が伝えた。

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どんなに取り締まりを続けても、中國(guó)西南部の不安定な情勢(shì)は頻繁に治安當(dāng)局をあたふたさせている。今秋に指導(dǎo)者層が代わることも、中國(guó)全土に緊張を走らせる大きな要因だ。だが、國(guó)內(nèi)の治安にかかる費(fèi)用は急増しているものの、機(jī)動(dòng)隊(duì)の力はまだ十分ではない。

米シンクタンク、海軍分析センター（CNA）の中國(guó)問(wèn)題専門家、マレー?スコット?タナー氏は「過(guò)去30年、中國(guó)の警察力は犯罪や騒亂の急速な増加に追い付いていなかった」と指摘する。警察官の數(shù)は1978年の68萬(wàn)人から2003年は86萬(wàn)3000人と、ここ10年で200萬(wàn)人近くに増えた。

人口10萬(wàn)人あたりの警察官の數(shù)は約150人。これは國(guó)連が2005年に調(diào)査した世界平均の半分にすぎない。中國(guó)政府は「公安幹部と警察官、地方役人が積極的かつ迅速に市民の爭(zhēng)いごとを仲裁し、彼らの情報(bào)収集に力を注ぐことで矛盾の芽を早めに摘み取っている」と胸を張るが、地域間の格差や制度の不備が中國(guó)の警察力をひどく弱らせている。

タナー氏によると、チベットや新疆ウイグルには機(jī)動(dòng)隊(duì)と國(guó)境警備を擔(dān)う武裝警察部隊(duì)が大量に配備されているが、土地が広すぎるため、兵力密度は低い。これに加え、中國(guó)國(guó)內(nèi)の治安部隊(duì)が抱える重大な欠陥は警察官よりはるかに多い民間治安係の存在だ。反體制派の監(jiān)視、露天商いじめで有名な「城管（都市管理局）」などもそこに含まれる。

治安維持関連の仕事の大半はこうした非政府職員らが擔(dān)っているのが現(xiàn)狀だ。だが、彼らのほとんどは法律の勉強(qiáng)をしたことがない。（翻訳?編集/NN）