2012年2月7日、AFP通信は「中國(guó)の農(nóng)村は海外に安価な労働力を送り出している」と題した記事を掲載した。10日付で環(huán)球時(shí)報(bào)が伝えた。

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63歳の謝國(guó)路（シエ?グオルー）さんは自慢げに河北省呂家莊村に建てたばかりの2階建ての我が家を見せびらかした。建設(shè)資金はアルジェリアで働く息子からの仕送りだ。北京から車で約3時(shí)間。同村では300人を超える村民がより良い収入と安定した職につくため、情勢(shì)が不安定な國(guó)に出稼ぎにいっている。謝さんの息子もその中の1人だ。

「中國(guó)には安定した仕事がない。工事現(xiàn)場(chǎng)が休みになれば、収入も途絶える。だから、安定した職につけるなら海外にでも行く」と謝さん。先月末、中國(guó)人作業(yè)員がエジプトとスーダンで拉致される事件があったが、村民たちは海外行きを止めるつもりはない。村は80年代から多數(shù)の労働者を海外に送り出している。

その數(shù)は村民約3100人のうち300人を超えた。行き先は歐州各國(guó)、シンガポール、アンゴラ、アラブ首長(zhǎng)國(guó)連邦、モーリシャスなど。毎日10時(shí)間以上、1カ月休まず働く人もいる。年収は8000?1萬1000ドル（約62萬?85萬円）。北京、重慶、上海、深センの建設(shè)現(xiàn)場(chǎng)で働く作業(yè)員の平均より多い。

中國(guó)商務(wù)部によると、海外で働く中國(guó)人は81萬人を超えるが、そのほとんどは1?2年の短期契約。2011年は約45萬2000人が海外へと出稼ぎに出た。特にアフリカはかなり多くのインフラ建設(shè)を中國(guó)が受注しており、金儲(chǔ)けをしたい労働者にとってかなり魅力的な出稼ぎ先となっている。

だが、こうした仕事には危険も伴う。昨年はリビア內(nèi)戦の激化により、村から出稼ぎに行っていた10數(shù)人が他の大勢(shì)の中國(guó)人と一緒に帰國(guó)した。（翻訳?編集/NN）