2018年3月27日、露通信社スプートニクの中國語版サイトは、米外交専門誌ナショナル?インタレスト（電子版）にこのほど、2030年に世界最強(qiáng)の陸軍を有する5カ國を予測する記事が掲載されたと伝えている。

記事によると、米軍事専門家のロバート?ファーレイ氏は同誌に寄稿した記事で、2030年に世界最強(qiáng)の陸軍を有する5カ國として、米國、ロシア、フランス、インド、中國を挙げた。

米國の陸軍について、ファーレイ氏は、12年後も地上戦闘の「ゴールデン?スタンダード」を代表すると評(píng)価。「米國防総省は冷戦終結(jié)後、イラクとアフガニスタンで展開した軍事行動(dòng)で作戦経験を蓄積した」とし「莫大な軍事予算と世界最大規(guī)模の無人偵察機(jī)群が、正確な情報(bào)収集と照準(zhǔn)攻撃に大きく貢獻(xiàn)することになるだろう」と論じた。

ロシアについては「ソ連解體後に軍は困難な時(shí)期を経験した」とした上で、「豊富な資金力を背景に、陸軍、特にエリート軍の規(guī)模とリテラシーは周辺國を恐れさせている」とした。

ファーレイ氏はまた、「歐州諸國の中では、フランスだけが強(qiáng)大な陸軍を保持できる」と指摘。インドについては「裝備面で強(qiáng)豪國に遅れをとるが、米國やロシア、歐州からの武器購入を惜しまない。これまで以上に高度な技術(shù)にアクセス可能になるだろう」と論じた。

中國については「陸軍は実戦経験が乏しい上に、空軍や海軍とは異なり資金の割當(dāng)が不足していた」とした一方で、「中國はほぼ無制限のマンパワーを利用できる」と分析している。（翻訳?編集/柳川）