2012年2月13日、米ワシントン?ポスト紙によると、中國では改革開放と経済成長に伴い、大學(xué)など私立の高等教育機(jī)関が過去十?dāng)?shù)年で30倍以上に急増した。國立大に比べて私大の學(xué)費(fèi)は平均2倍の高さだが、実務(wù)的な技術(shù)や知識を教えることで「就職に有利」とアピールする大學(xué)も出ている。環(huán)球時報が伝えた。

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米ボストン大高等教育研究センターのデータによると、1997年にはわずか20校だった中國の私立高等教育機(jī)関は、10年には630校以上に激増した。08年時點(diǎn)では、中國の大學(xué)生の5分の1が私立校生に。90年代後半に1割程度だった大學(xué)進(jìn)學(xué)率は、現(xiàn)在27％に上昇。20年には40％に達(dá)するとみられている。

私立大の年間學(xué)費(fèi)は平均1500ドル（約11萬6300円）と公立の倍だが、就職率の高さと社會で役立つ実務(wù)的な教育が売りという。しかし、私大経営は校舎建設(shè)費(fèi)など初期投資が巨大な上、人口増の鈍化による學(xué)生爭奪戦の激化も予測され、今後の見通しは明るいばかりではないようだ。

中國では文化大革命期間中、大學(xué)などの高等教育機(jī)関が機(jī)能不全に陥った。中國政府は99年、私立大學(xué)の設(shè)立制限を撤廃。03年には公的教育機(jī)関との提攜も認(rèn)めるなど開放政策を進(jìn)めてきた。（翻訳?編集/AA）