2018年3月28日、中國版ツイッター?微博（ウェイボー）で性的少數(shù)者（LGBT）の情報を紹介するアカウントが、「日本の中學校の道徳教科書にLGBTの內(nèi)容が盛り込まれる見込みだ」と伝えた。

先日、文部科學省が中學校の道徳教科書の検定結(jié)果を公表し、道徳教科書を出版する8社中4社がLGBTの內(nèi)容を盛り込んだほか、全ての出版社が校內(nèi)いじめに関する內(nèi)容を盛り込んだ。検定を擔當した金沢工業(yè)大學の白木みどり教授は「教材によって中學生がLGBTや社會の多様化について正しく理解し、校內(nèi)いじめの発生が減ることを願う」と語ったという。

また、新しい教科書は2019年4月より採用される予定であるほか、「高校の教科書ではすでに2年前からLGBTに関する內(nèi)容が盛り込まれている」と記事は説明した。

これを見たネットユーザーからは「素晴らしい」「ナイスだ！」「敬服せざるを得ない。日本は先進的な概念をとても速やかにに受け入れる時がある」「思想の遅れこそが最も恐ろしい。日本はしっかりやっている」「さすがは先進國」「愛國うんぬんは関係なし。日本はわれわれよりちゃんとやっているというのが事実。そこには何の主観もない」など、日本の取り組みを稱賛するコメントが多く寄せられた。

また「日本は前進しているのに、わが國は前に進まない」「いや、進まないどころか後退している」「後退し続けているのは中國ぐらいだろう」など、経済や技術(shù)の発展が進む一方、マイノリティーや多様性に対する理解が進まない中國の狀況を嘆くユーザーもいる。さらにLGBTの1人として「國を愛したくないわけではないけど、自分のことを『変態(tài)だ』『価値観に反する』などと稱する國を愛することはできない！」と怒りを示す人もいた。（翻訳?編集/川尻）