2018年3月31日、中國(guó)と同様に韓國(guó)で大気汚染が深刻化している。今年最悪のスモッグが25、26日に発生し、ソウルや京畿道などの首都圏で微小粒子狀物質(zhì)PM2．5濃度が、測(cè)定を開始した15年以來の最高値を観測(cè)。韓國(guó)紙は北京をほうふつさせるように「マスクや空気清浄機(jī)が爆売れ」と伝えている。

聯(lián)合ニュースによると、26日午前9時(shí)の時(shí)點(diǎn)で韓國(guó)のほとんどの地域でPM2．5濃度が重度汚染のレベルに達(dá)した。ソウルでは1立方メートル當(dāng)たり88マイクログラム、釜山で53マイクログラム、光州で68マイクログラム、大田で55マイクログラム、京畿道で66マイクログラム、江原道で52マイクログラム、済州島で56マイクログラムとなった。

特にソウル、仁川、京畿道などの首都圏では前日に続いて2日連続で重度の大気汚染となったため、韓國(guó)政府は26日午前6時(shí)から「スモッグ天気応急排出削減措置」を始動(dòng)。車のナンバーの末尾の數(shù)字が奇數(shù)か偶數(shù)かで行われる交通規(guī)制を始めた。

PM2．5などが韓國(guó)全土を覆う中、朝鮮日?qǐng)?bào)は「マスクや空気清浄機(jī)などの関連用品が飛ぶように売れている。オフィス街にあるコンビニエンスストアではマスクが品切れになっている」と報(bào)道。インターネット?ショッピング?サイト「Gマーケット」では黃砂用マスクの売上は23日から25日にかけて、前月の同期間に比べ1177％増加したという。

Gマーケットの人気商品上位10位にはマスクや手指消毒剤など粒子狀物質(zhì)関連用品7アイテムがランク入り。鼻の中に著用する「鼻マスク」や、ベランダの網(wǎng)戸の內(nèi)側(cè)に貼る「粒子狀物質(zhì)フィルター」など、異色の関連用品の売上も前週比で約82％増えた。

空気清浄機(jī)の売上も急増。1月1日から今月25日までで現(xiàn)代デパートの空気清浄機(jī)の売上は前年同期比で231．7％増加したほか、ロッテハイマートでも同期間の空気清浄機(jī)の売上臺(tái)數(shù)が177％増加した。衣類に付いた汚染物質(zhì)を除去する衣類管理機(jī)や洗濯乾燥機(jī)の売上も伸びている。

大気汚染の深刻化に伴い、韓國(guó)政府は27日からPM2．5の環(huán)境基準(zhǔn)を日本や米國(guó)などの先進(jìn)國(guó)レベルに強(qiáng)化した。これまでの基準(zhǔn)と比べ、「良い」は同じだが、「普通」と「悪い」の幅が狹くなる。そのため26日午前9時(shí)のソウルの1立方メートル當(dāng)たり88マイクログラムは「悪い」から「非常に悪い」になった。

新たな基準(zhǔn)について、聯(lián)合ニュースは「中國(guó)で発生した大気汚染の影響を受けているため、國(guó)內(nèi)の基準(zhǔn)を変えてもPM2．5が減るわけではなく、意味がないとの指摘も出ている」と紹介。朝鮮日?qǐng)?bào)は「韓國(guó)政府のPM2．5対策は（大陸からの）西風(fēng)が吹かないことを祈るだけ」と皮肉っている。（編集/日向）