2018年4月2日、臺(tái)灣?中國(guó)時(shí)報(bào)（電子版）によると、臺(tái)灣のネットアイドルがライブ配信をやめることに傷心した日本人男性が臺(tái)灣にやって來て「切腹」するトラブルが発生した。

記事によると、3月31日午後2時(shí)ごろ、臺(tái)北市南港區(qū)の警察當(dāng)局に「ソフトウェアパークのビル前で男性がナイフで自殺しようとしている」との通報(bào)があった。警官が現(xiàn)場(chǎng)に駆け付けると、ビル1階の自動(dòng)車展示場(chǎng)の外で男性1人が白い布を敷いた地面に正座し、右手に果物ナイフを握り、腹部から血を流しているのを発見した。そばにいた女性は「男性と少し話をしたら、ナイフで腹を切った」と語(yǔ)ったという。

警官は男性から慎重に話を聞き、隙を見てナイフを奪った。男性は救急搬送されたが、幸い傷の深さは3ミリと淺く、命に別狀はないとのことだ。

警察によると、腹を切ったのは48歳の日本人男性で、中國(guó)語(yǔ)は全くできなかった。男性は臺(tái)灣のネットアイドルDoraさんの大ファンで、Doraさんのライブ配信を心のよりどころとして毎回欠かさず見ていたという。しかし、先日、Doraさんが自らのライフプランを理由にライブ配信から引退し、ショーガールに転身すると発表したことで大いに落膽し、自殺を思い立ったとみられる。

同31日にDoraさんが南港區(qū)のソフトウェアパークでのイベントに出席することを知った男性は飛行機(jī)で現(xiàn)地を訪れ、Doraさんに直談判を決行。本人に會(huì)えたものの、いくらも言葉を交わさないうちに興奮し始め、持っていた果物ナイフで自分の腹を刺した。これを見たDoraさんが驚き、慌てて警察に通報(bào)したという。

事件後、Doraさんはフェイスブック上で「命は大切に。家族や友人を心配させるようなことはしないで」とファンに呼び掛けている。（翻訳?編集/川尻）