2018年4月2日、中國(guó)外交部の定例記者會(huì)見で、同日大気圏に再突入した中國(guó)の宇宙実験室「天宮1號(hào)」に関する質(zhì)問が繰り返し出された。

中國(guó)國(guó)営新華社通信の報(bào)道によると、天宮1號(hào)は2日午前8時(shí)15分（日本時(shí)間同9時(shí)15分）ごろに大気圏に突入、大部分は燃え盡きたという。

外交部の定例會(huì)見では記者から「天宮1號(hào)は南太平洋の上空で大気圏に突入したと発表されたが、殘骸が落下した具體的な場(chǎng)所はご存知か」との質(zhì)問が出た。これに対し、耿爽（グン?シュアン）報(bào)道官は「中國(guó)有人宇宙プロジェクト弁公室の発表はあなたも見たと思うが、それ以外に提供できるより詳細(xì)な情報(bào)はない。私がここで強(qiáng)調(diào)したいのは中國(guó)が天宮1號(hào)の大気圏再突入を高度に重視し、この件に當(dāng)たって來たということだ。中國(guó)は國(guó)連宇宙部に何度も狀況を報(bào)告し、情報(bào)の透明性を維持してきた」と回答。

また、「中國(guó)側(cè)は天宮1號(hào)の破片の南太平洋海域落下を確認(rèn)済みか。大気圏突入時(shí)に全てのパーツが燃えたことを確認(rèn)しているのか」との質(zhì)問には、「大部分のパーツは大気圏再突入の際に燃えており、こうした説明はかなりはっきりしているはずだ。私の知るところでは地上での被害は見つかっていない」と答えた。

記者がさらに「中國(guó)はいかなる損害も引き起こしていないことを確認(rèn)しているという理解でよいか」と突っ込んで聞くと、耿報(bào)道官は「もう一度言うが、私の知るところでは地上での被害は見つかっていない」とした。（翻訳?編集/野谷）