2012年2月17日、AP通信は「熊膽メーカーの上場計畫が大衆(zhòng)の怒りを買う」と題した記事を掲載した。19日付で環(huán)球時報が伝えた。

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高級漢方薬「熊膽（ゆうたん）」の中國最大手メーカーが上場を申請し、中國全土から非難を浴びている。これは日増しに豊かになっていく中國人の環(huán)境と野生動物に対する態(tài)度が、今まさに転換期を迎えていることを表しているといえるだろう。

17日、蕓能人や作家など各界著名人が連名で中國証券監(jiān)督管理委員會（証監(jiān)會）にこのメーカー、「福建帰真堂」（福建?。─紊蠄訾蚍磳潳工胫激慰棺h文を提出。生きたままの熊から熊膽の原料となる膽汁（たんじゅう）を採取する同社のやり方にマイクロブログでも抗議が殺到している。

「熊農(nóng)場」で飼育される熊を狹い檻（おり）に閉じ込め、生きたままの狀態(tài)で膽のうにカテーテルを突き刺し、膽汁を採取するというやり方があまりにも殘忍だと動物愛護(hù)団體も猛反発。しかも、抗生物質(zhì)も與えていないことから、熊が感染癥にかかっている恐れもあると警告している。

中國でも動物の権利が徐々に重視され始めているようだ。元NBAプレーヤーのヤオ?ミン（姚明）や國際スターのジャッキー?チェン（成龍）も公共CMに出演し、フカヒレを食べないよう訴えるなど、絶滅の危機(jī)に瀕する動物の保護(hù)活動を行っている。中國人も環(huán)境や野生動物の保護(hù)に対する意識が高まってきているのだろう。

こうした批判に対し、中國中薬（漢方薬）協(xié)會の房書亭（ファン?シュウティン）會長は「熊の養(yǎng)殖は違法な狩猟の防止になり、野生熊の保護(hù)につながる。中國は漢方の伝統(tǒng)を守らなければならない」と反論している。アジア動物基金（AAF）のデータによると、野生の熊の平均壽命は30年だが、養(yǎng)殖された熊の平均壽命はわずか4?5年にすぎない。（翻訳?編集/NN）