2018年4月3日、観察者網(wǎng)は韓國(guó)メディアの報(bào)道を引用し、韓國(guó)のロッテ免稅店の営業(yè)利益が過(guò)去最低レベルになったと伝えた。

韓國(guó)?聯(lián)合ニュースによると、韓國(guó)最大の免稅店であるロッテ免稅店の昨年の売上額は5兆4539億ウォン（約5454億円）で、前年と比べて10億ウォン（1億円）減少した。営業(yè)利益は25億ウォン（約2億5000萬(wàn)円）で、前年の3301億ウォン（330億円）と比べて、99．2％も減少し、過(guò)去最低となったという。

記事によると、業(yè)績(jī)低迷には多くの要素が関係しているが、主に「『高高度防衛(wèi)ミサイル（THAAD）』の影響で訪韓中國(guó)人が減少していること、さらに仁川空港の免稅店の賃料が値上がりしたこと」が大きいという。ロッテ免稅店は、仁川空港側(cè)と賃料について話し合いを重ねてきたが折り合いがつかず、第1ターミナルにある4區(qū)畫(huà)の売り場(chǎng)のうち、3區(qū)畫(huà)から撤退している。

また、「韓國(guó)第2の免稅店である新羅免稅店も業(yè)績(jī)は芳しくない」と紹介。年間の売上額は3兆5762億ウォン（約3576億円）で、前年比7．1％増加したが、営業(yè)利益は26％減少し、583億ウォン（約58億円）だったという。記事は「その他にも、新世界とHDC新羅免稅店以外のほとんどの免稅店が赤字になった」と伝えた。

こうした現(xiàn)狀について関係者は、「東南アジアからの観光客の呼び込みに努めているが、中國(guó)人団體客の穴をなかなか埋められない」と話している。今年中にTHAADの影響から脫して大勢(shì)の中國(guó)人観光客が訪れることに期待しているという。

韓國(guó)メディアは「冬は過(guò)ぎたものの、中國(guó)人観光客の減少は続いている。中國(guó)人観光客を主な顧客としてきた免稅店などの旅行業(yè)界にとっては、まだ寒風(fēng)が顔に當(dāng)たっている狀態(tài)だ」としている。（翻訳?編集/山中）